見出し画像

偶然起こった勉強ブームの話(2024.6/30の日記)

 アルバイトの日。久しぶりに早い時間からのシフトで、「こんなに早起きしなきゃだったっけ?」と思った。電車の中で本を読んだ。ホラー小説の傑作選。面白かった。

 アルバイトはイライラする期の影響で、小さなことで気分が悪くなった。何ができていないとか誰かが手伝ってくれないとかミスをしたとか、そういうのがいつもより目に留まりやすかった。勝手にしてくれないと思っているだけなんだけど。鼻についた?そういう慣用句の正しい使い方が分かっていない。遅い時間からのシフトの友人が途中から手伝ってくれて事なきを得た。そういうの、普段だったら「くるくる働く私」への憧れでどうにかできるのに、なんか今日はどうにもできなかった。時間が経つにつれて段々落ち着いてきた。そういう期だと思っている。定期的に訪れる。

 雨が段々ひどくなった。部屋に帰ってゆっくりしていたら土砂降りになった。1時間後にアラームをかけて寝た。今日は1時間で一発で起きられた。なぜならいい加減に片付けないとマズい課題があったから。

 土砂降りの外の音をノイズキャンセリングヘッドホンで遮り、好きな小説家が淡々と喋っているmp3を聞きながら3時くらいまで頑張った。このmp3は書籍を買った特典で、何をするにもちょうど良く聞き流せるくらいくり返し聴いたものだ。買い物に行くのにも本を読むのにもちょうど良い。音が平坦で良い。

 課題は途中まで終わらせた。本を読んでレポートを書く課題で、本を読むのが好きだから余裕だと思っていたけど全然そんなことなかった。「能動的でない読書が面白いわけがない」と友人に格好つけて言った。全然格好がついていない。なんだお前。課題をやっていないことを自慢げに語るな。
 本は読み始めると面白かった。概要をまとめるところとか、高校の現代文の問題を思い出して懐かしくなった。我ながら、本当に我ながらだけど、私は文章の中から著者の言いたいことを見つけるのが得意だと思う。オイオイ、課題終わってもないのに調子に乗るんじゃねぇぞ!!!!!

 雷鳴ってる?と思いながら寝落ちた。本当に鳴っていたか確かではない。すぐに朝がきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?