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働く態度の話(2024.7/5の日記)

 平日だけど比較的忙しいアルバイトの日だった。暑い。熱中症になった人が全国的にいる、というニュースをアルバイトの休憩時間で見た。

 最近ちょこちょこアルバイトを辞めたらどうなるかを考えている。アルバイトのこともっと好きだと思っていたけど、働く日が増えると嫌なこともたくさん起こるようになってきた。起こるというか知覚するというか。私が細かいことを気にするようになったということだと思う。嫌なことというのは私の態度の話だ。

 他の社員さんやパートさんとあうんの呼吸が上手くいかなくて腹が立つことが増えてきた。アルバイトを始めた頃の謙虚さがどこにもなくなってしまった。少し前まではかろうじて「自分がやらなきゃ」の気持ちがあり、これはまだマシな方だった。最近はしてくれなさに腹が立つようになったのだ。この「してくれない」は私が判断したことだから、相手は何も悪くない。働いて日が浅い人も多い。してくれないと思って怒ることそのものが間違っている。

 自分の思い通りにいかないことに腹が立つ。思ったような返答が来ないこととか、マニュアル通りのやりとりができないことに、なぜそうなるのか不思議に思って言動に不機嫌を出してしまう。こんなに頑張っているのに、どうして思うようにいかないのかと不満に思っている。その感情が表に表れている自分を感じてさらに腹が立つ。その後取り繕うように雑談する自分に嫌気が差す。他人と関わるのをやめた方がいい。

 アルバイトをやめることを考えるのは、自分のこういう面が確実に誰かを傷つけて不快にさせると分かっているからだ。今もそうだと思う。どうしたら落ち着いて、せめて自分がやらなきゃと思って働けるのか考えている。怒りを知覚したら、それを表に出すことでどんな弊害があるのか考えて納めるように努めている。できていない。気がついたら怒りを表に出している。こういうのはもとから性格が曲がっている自分にはできないと思うときがある。そう思っている自分にまた嫌になって、その嫌さが表に出てくる。周囲の人間に不快さを感知させることしか能が無いのだろうか。そうなのかもしれない。アルバイトをやめるべきか。

 継続している動作をやめるのが下手くそだ。怒りを静めるのも、アルバイトをやめるのもそうみたいだ。こういう言い訳だけたらたら並べるのが私だ。もっとよく考えて行動しなきゃいけない。そうじゃなきゃ、行動を改善できないならアルバイトをやめた方がいい。

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