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結婚願望を問われる話(2024.3/9の日記)

 アルバイト。めちゃ忙しの日だった。後半頭痛がしだして苦だった。後頭部を殴られている感じ。薬を飲んで殴り返す。

 最近新しいアルバイトの人やパートさんから「付き合っている人います?」とか「結婚願望ないの?」という話をされることがちょくちょくあった。こういう話題、正しい答え方が分からなくて苦です。今は何でも苦の時期です。

 自分の思いを伝えようと思うと、言葉が出てこなくて時間がかかってしまい、相手がうっとうしいと思ったら嫌だから、結局喋るのを諦めてしまう。「なんかこいつ熱く語ってますわ(苦笑)」みたいなのがあったら恥ずかしくて耐えられない。それでもこういう話題の答えを準備していないからいつもしどろもどろである。

 こういう話題を振ってくるのは、相手が話したいことだからだと思うので、相手に「あなたはどうですか」と尋ね、相手のターンにしてしまうようにしている。自分のことを話さなくて済むなら、言わない方がいいと最近学んだ。多くを語らない方がなんかカッコイイし、他者にウワサされる心配が無い。大学やアルバイト先に、口の軽い人ばかりがいるというのも最近学んだ。なんでも筒抜けだと思った方がいい気がする。

 アルバイトが同じ友人も、同じパートさんから結婚願望の話をされたそうで、答え方ムズいよね、という共通の感覚を共有した。友人とだけ話し合った。
 「結婚願望」と言われると脳内で「相手は誰でも良いけど」みたいな言葉が追加されてしまい、結婚を軽く考えている感じがしないか心配になる、というのが友人と同じ意見だった。多分難しく考えすぎているのだと思う。「結婚したくないわけじゃなくて、でも絶対したいでもなくて、いい人がいたらしたいです、しなくてもいいんです」という感じ。これを端的に伝えるのは難しい。こんなひねくれたことを考えているのも知られたくないな。

 大学の教授が、「結婚して、自分以外に大事な人が出来るのはいいもんだよ」と言っていたのを思い出した。これは結婚して子どもがいる教授のHAPPYを表した良い言葉だと思う。

 そういえば周囲の人に結婚願望は~と聞かれるような年齢になったということだよね。そっちにも驚きです。自分が大人になった感覚がすごくある。
 高校生のとき、16歳になって「これでアタシも結婚出来るよ!!!」と二次元の推しを思い浮かべながら友人らと話していたのが懐かしい。あのときとは「結婚」という言葉の感じ方が違ってきた。すげぇ大人になっている。

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