「チョットダケワカル」を目指してコツコツと。
史上初の全8冠制覇を成し遂げた藤井聡太名人のニュースを見て、友人が
「今は最年少タイトルホルダーだの何冠だの言われててスゴイけど、この人、これからが大変だよねぇ」
とシミジミ。
まぁそうねぇ。
目指すべき目標があるなら、追いつけ追い越せでがんばればいいけどね。
トップに昇りつめたら、次はどこに向かえばいいのか分からなくなりそうだもんね。
わたしには到底縁のない境地だけど、トップって大変なんだろうなぁ、なんてボンヤリと思ってました。
ただ、中継での沸きに沸いた周囲の方々と、インタビューで拍子抜けするくらい淡々と答えていた藤井聡太名人の温度差にちょっと興味が向きまして。
記事を読んでみたんですよ。
いやぁ、いいですよね~、この答え。
ロシアの皇帝と呼ばれた、元フィギュアスケート選手プルシェンコの「ワタシハスケートチョットデキル」並みに好き。
対象の奥深さを知ってるからこそ言える言葉だなぁ、と。
レベルが違いすぎて僭越ではありますが、わたしもこれはわかる気がするんですよね。
15年以上人の身体に接してますが、まだまだ分からないことがたくさんある。
ウチの、腕が良くて知識も豊富な柔整師の先生ですら、手こずらされる患者さんがいる。
でもそれは落ち込むようなことじゃなくて、「まだ伸びしろがある」とか「学ぶことはたくさんある」といった、前向きなワクワクなんですよね。
別に研究に没頭するとかじゃないけど、自分の好きなことを淡々コツコツとやっていくのがやっぱり楽しいんでしょうね。
続けるための原動力になるしね。
結論。
「楽しい」と「好き」は最強。
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