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ウイスキーの定量的表現2【調査編】

怠けないうちに、更新します!

大手ウイスキーメーカーの表現を知る

手持ちのウイスキーで、比較的有名なものを5本程度ピックアップし、
各ウイスキーのHPを見てみました。

味わいのインパクトもあり、共感できる紹介文と思います。
マッカランの味わいは複雑ですよね…。シンプルですが、やや表現力不足を感じます。
味わいの箇所、個人的に最もピンとこない表現でした。
バナナやネーブルオレンジは似た香りなのか?
軽快としっかりとした厚みは相反する表現であり、どっちなのか??
シンプルで分かりやすいですね。よく特徴捉えられていると思います。
甘めで重めの酒質であり、柿、桃、バニラのような香りである事が伝わってきますね

分かった事

  • 色、香り、味、フィニッシュという4つの表現がよく用いられている

  • 香りは、似た食べ物などで例えられている

  • 味覚は、味わい→余韻のように時系列で表現すると分かりやすい

アードベックの説明文は、味わいから余韻まで変化の様が具体的な例を用いて記載されており、よく特徴を捉えられていると感じました。
竹鶴も時系列で表現できれば、印象が変わったかもしれません。
(※あくまで私の主観です)

パラメータで表現すると、味の振れ幅でしょうか。

フレーバーマップ

こちらはストレートでの指標ですが、ハイボール版もありました。面白いですね。

グレンモーレンジィの説明にも用いられており、下記4パラメータで表現するのはメジャーな方法なのかもしれません。
・LIGHT ⇔  RICH
・DELICATE  ⇔  SMOKY

良く特徴を捉えていますが、流石にパラメータが削られすぎているので
様々な仮説検証を行うという用途には向かなさそうです。
ここから自分の用途に沿ってパラメータを追加していきたいですね。

所感

公式HPを見る事は殆どなかったのですが、各社工夫がされており見ていて非常に楽しかったです。
いきなり製品ページに誘導するのではなく、まず蒸留所の歴史やウイスキーづくりへのこだわりを綴っているのが印象的でした。
また、自分が思っていたよりも、Tasting noteはシンプルな傾向にありました。自社のウイスキーの強み・特徴だけを絞って伝えるぞ、という姿勢を感じました。

次回も調査編にしたいと思います。

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