ウイスキーの定量的表現1 【ゴール設定】
ゴール設定
ウイスキーの特徴を可能な限り数字で表現できること
30本以上のウイスキーに対して数値化(※)を行い、データベース化できること
作成したデータベースを元に、何かしらの仮説検証を行うこと
定量的 / 定性的とは?
定量 : 数字で表せる
定性 : 数値で表せない
主観ですがウイスキーの場合、定性的な表現が多すぎる気がします。
ウイスキーを飲みなれていない方向けに、何らかの比喩表現をして味わいを伝える事が多いのですが、これが難しいですね。
昔は購入時に色々レビューを見てましたが、逆に混乱することが多く、
自分の中の期待値とのギャップが大きかったです。
とあるウイスキーの例)
オレンジ、ほのかに洋梨と桃、ハチミツ、バニラ、ナッツ、トースト、ココア、軽くスパイス
ライトボディ、余韻はハチミツのような甘みとトーストの風味が続く
数値化のやり方を検討する
大まかな構想はあるのですが、正直思いつきで始めたところがあるので、これは何回かに分けて検討する必要があるかなと考えています。
①調査
↓
②調査結果まとめ
↓
③構想
↓
④評価
↓
⑤評価結果まとめ & 振り返り
補足します。
①調査では、メーカー公式HPの情報を参照したいと思っています。
調査のゴールとしては、表現方法を抽出して、パラメータ数を見積もる事だと考えています。
下記はグレンモーレンジ10年の例になります。
仮説検証について
例えば、下記のような質問が生まれた時にデータベースがあると
ある程度、(自分の中で)定量的な解釈ができると考えています。
安いウイスキーと高いウイスキーって味わいとしては、どの価格帯から差が出てくるのか?
価格と味わい/香りの相関はあるのか?
熟成年数が増すと、味わいや香りがどのように変動する傾向にあるのか?
ジャパニーズウィスキーは、本当にスコッチよりもおいしいのか?
最初のパラメータ選定で見落としがあると、取り返しがつかないので、
調査~構想の内容は重要かなと思います。
【補足】量的変数と質的変数
データは大きく分けて、量的変数と質的変数に区別されます。
この2種を入れたデータベースを想定しています。
量的変数:数量(観測値)で示される
例)年収、点数、人口
ウイスキーの場合、ウイスキーの価格、飲んだ日付など。
(難しいですが)味わい、香り、色味…etcといった要素を
数値化したいと考えています。
質的変数はカテゴリで示される
例)性別、人種、職種 など
ウイスキーの場合、"スモーキー / 非スモーキー"といった香りの分類、
"アイラ、ジャパニーズ"といった生産地情報の分類が該当
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