見出し画像

おざぶで怪談

いつもありがとうございます♪
怪異を語るタクシードライバー とおる です♪

2024年7月20日(土)

夕方18時、墨田区のオープンスペース「おざぶ」さんで1つの怪談会が開かれた。

「おざぶで怪談」

主催者は、怪談も語るナレーター「有野優樹」さん。

(有野さんのリンクはこちら!!)

何度かnoteで記事にさせて頂いてるあの「有野優樹」さん!

6月8日、北本市で初の怪談の独演会を開催、そこから3週間弱で北与野でまた独演会!
そして今回の独演会!

何たるハイペース!!

今、自分が目指すカタチの怪談の先を歩む、目標にしている人であり、憧れの人である。

有野さんの怪談会は毎回楽しい。

「怪談が苦手な人」「有野さんだから聞きに来た人」「怪談の世界ですでに活躍してる人」「これから怪談の世界で活躍したい人」、集まる参加者は毎回様々である。

変な言い方だけど、有野さんの怪談会に集まる人達はいつも両極端だ。

「怖い話が苦手」な人
「怖い話が好き」な人。

キレイに2分割できる。

有野さんが語るまで、集まった人達の極端差(距離感って言えばいいのかなぁ?)はかなり激しい(笑)
でも有野さんが語りだした途端、それが縮まっていくのだ。

だんだん有野さんの語りに惹き付けられる。
みんな静かに有野さんの語りに耳を傾ける。

有野さんが用意した話を語り終わる頃には、不思議と極端差が無くなっている。

もちろん

「怖い話だね:(´◦ω◦`):」ってなる人
「怖い話だねദ്ദി(៸៸›ᴗ‹៸៸ )」ってなる人。

その差は、その場ではなかなか変わらない。

この記事を読んでくれてる人にうまく伝わるか分からないけど・・・
なんて言うか、語る前は集まった人達の輪が、怖い話が苦手な人と好きな人で分かれている。

グループが別々にできている感じ。

それがだんだん、1つのグループとして輪になっていくのだ。

有野さんの怪談会の凄いところ。

有野さんは毎回必ずと言っていいほど、用意した話の合間に、参加した人達にも怪談を語る時間を設けてくれている。

参加した人達から1つ2つと怪談が出てくる。
そこから更に「あ、自分もこんな経験が!!」って言う人が出てくる。
しかもそれが、「怖い話が苦手」って言ってた人達からも!!

有野さんの怪談会のスタイルは、語ったことが無い人に優しい。

参加した人達が語る時に
「オチが無くても大丈夫!ただただ、こんな不思議な事があったなぁって言う話も大好きなので!!」
と言ってくれる。

だから「怖い話が苦手」な人達からも怪談が飛び出す!

これがまたしっかり怖い・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

そしてまた、有野さんが語り始める。

それを何回か繰り返していく。

そうして会は盛り上がりの中、閉会していく。
有野さんが用意した全ての語りが終わった頃にはあら不思議。

グループの輪が不思議と1つになっている。
語る前まで複数あった、別々のグループ感が無くなっているのだ。
集まった人達が1つの輪を作り、それぞれの想いや感想を話しながら雑談をしている。

今回、18時〜22時と長い時間が設けられていた。


有野さんの独演会では珍しいと思った。

有野さん曰く

との事。
有野さんの想いがカタチになったような、修学旅行のような夜だった。

イベント全てに言えることだと思うけど、参加者は毎回同じ人ばかりではない。

「あの時はどうも!!」と顔を合わせたことがある人もいれば、「初めまして!!よろしくお願いします♪」な方も居る。

開始前に別々だったグループ感が1つの輪になったあとはとても楽しい♪
日々の生活の中で、こんな短時間でみんなが1つ輪になるなんて、なかなか味わうことが出来ない体験だと思う。

ホント修学旅行の夜の様な雰囲気だった。
怪談の中身も含めて全てがとても楽しかった!!


おざぶさんについて

今回のイベントは墨田区にあるオープンスペース「おざぶ」さんの和室で行われた。

オーナーのひらやまさん、運営のむーこさん、ありがとうございました♪

今回のイベントは軽食+ワンドリンク付!

イケメンおにいさん「ひらやま」さんと、美人おねえさん「むーこ」さん!

ひらやまさんがドリンクを作ってくれて、数種類のお酒を用意してくれていた。

普段の自分は、仕事の兼ね合いもありお酒飲まないようにしている。
休みの前の日や連休前にごく稀に飲むくらいだ。

「明日も休みだしたまにはお酒でも飲もうかな!」
とハイボールを頼んだ!!

濃すぎず薄過ぎず、とても好きな味だった!
美味しくておかわりもしてしまった(笑)

軽食は「おにぎり、唐揚げ、らっきょう
梅干し」が振る舞われた。

むーこさんの握るおにぎりがものすごく美味しかった♪

「ご飯の硬さ・味・ふっくら感」
どの要素が欠けても美味しいおにぎりにはならないと思う。

むーこさんの握るおにぎりは、どれも欠けることなく、あんなに美味しいおにぎりには、そうそう出会えない!!

実は人生で初めてらっきょうを食べた。
食わず嫌いで今まで食べてこなかった。
らっきょうがあんなに美味しいものだと初めて知った。
これからは、らっきょうも食べられそうだ♪

おにぎりを口に運んでは、からあげやらっきょう、梅干しを一緒に食べる。
美味しすぎてあっという間に食べ終わってしまう(๑>؂<๑)۶

おにぎりのおかわりもいただいた。
むーこさんの握るおにぎり、暫くは忘れられそうもない(笑)

お二人の気遣いも凄いなぁと思った!

音をなるべくたてないように、音が怪談の邪魔をしてないか気にしながら料理をしてくれていた。
怪談中の襖の開け閉めも気を使ってくれていた。
音をたてないようにスーッと。

有野さんの怪談を聞いてて、有野さんの方を見ている自分は分からなかったのだが、位置的に正面の奥にふすまを見ている有野さん曰く「スーッと開くふすまの奥に音をたてないようにチラッと覗く顔が怖かった(笑)」との事。

それは確かに怖い(笑)

和室の雰囲気もあって、座布団に座って輪になって怪談会をやるにはいい会場だった。

おざぶさんで行われる他のイベントには参加した事なかったけど、お二人の人柄・雰囲気・料理、何もかもが素敵でおざぶさんにまた行きたいなぁと思った。

すぐ下に銭湯があるのも良い。


最近は、昔ながらの銭湯が減ってきている。
近所の人が集まり「ワイワイガヤガヤしながらカコーン」と音の響く銭湯が減ってきているのだ。

自分の家の近所には昔ながらの銭湯が無い。
スーパー銭湯なら車で30分以内の距離に数件あるのだが・・・
昔ながらの銭湯の雰囲気が好きだ。

参加した人の中には怪談会後に銭湯に行く人も居た。
自分も行きたかったが、埼玉からだったので終電を気にして行けなかった・・・
次におざぶさんに行くときは、銭湯も行きたいなぁと思う!!

ひらやまさん、むーこさん、改めてありがとうございました♪


最後に


何度でも言うけど有野さんの怪談会は毎回楽しい。

「どういうふうに開催したらみんなが楽しめるのだろう?」と毎回頭を悩ませているんじゃないかな?と思う。

有野さんの怪談、もちろん物凄く怖い・・・

聞きやすいスーッと入ってくる声、語りの上手さ、身振りや手振り。

聞いているとまるで、怪異の現場に自分が居合わせているような感覚になる。

でも不思議と惹き付けられる。

怪談が好きな方、苦手な方、また語りの場数をこなしたい怪談勉強中な自分のような方。

今回は余談になってしまうが・・・

いずれ自分も、有野さんの様に独演会をやったり、人前で語りたいと思っている。
今は人前で語る機会はそうそう無い。語れる場には時間が合えばなるべく参加したいと思う。
 
どんな方でも楽しませてくれる有野さんの怪談会、皆様も参加されてみてはいかがでしょう?


最後まで読んでいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いいたしましょう!

怪異を語るタクシードライバー とおる でした!

(。˃ ᵕ ˂ )ノ))またね~
























この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?