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木蓮の花を待つ。これがたのしみで仕方がない。 よそ様のお庭の眺めだが。 我が家から…
もうサンダルかいと。 すれ違いざまの女子高生――と思しき年代。チャリを漕ぐその足もと…
2024/03/28 諸君、聞いてくれ。練り胡麻が再びあらわれたのだ! なんこっちゃ分からない方…
2024/03/26 『家族の健康』―――これぞ我が使命そして生き甲斐。 そう豪語してやまない我…
2024/03/25 歯磨き粉で顔を洗う。 泡が立たない。 まあ立たないわな。 そんな当たりま…
2024/03/23 赤い幟が立っていた。 日々の通勤路。休日のお散歩コース。見慣れたいつもの住…
2024/03/22 犬の重みで目が覚める朝。 朝ならまだよし。 夜勤に備えて少々でも横になりたい。そんな寝入り端に5kg超過がドシッとくる。 はじめは腹にON。徐々に胸までほふく前進。しまいにはわたしの頭蓋に尻をピタリとつけてすまし顔。宙に向かってわんわんわんわん。 さすがに堪える。 コッチの狸寝入りにも限界がある。 腹が立つというより笑けてたまらん。 かえって冴えるから困りもの。 それにしても犬の目的が全然わからん。ごはんでもなければお散歩でもない。そ
2024/03/21 練り胡麻(白)が棚から消えた。 どうした。なにがあった。単純、練り胡麻(黒…
2024/03/20 そこはギャルの聖地SHIBUYA―――も同然。 背中ガッバーナにおへそマルゲリー…
2024/03/19 ここ数日、北陸新幹線開業で湧いている。 「人生の悲願でした」と涙ぐむ初老の…
2024/03/18 象牙色のスライドドア―。 中はこぢんまりとした診察室。白衣に眼鏡の老人がひ…
2024/03/17 失敗はミリもゆるされない。 なにせ尊い人命がかかっているのだ。それ即おまえ…
2024/03/14 そいつの名はクレイジーソルト。 出遭ったときの衝撃たるや、ハッと左右を見回…
2024/03/13 「じゃあ、あした!」 「おう」 「殺虫剤もってきてね」 「あ、おれゴキブリのやつしかないかも」 「それでオッケー」 「おう。またなー」 かくして決戦の火ぶたは切って落とされた。 初夏。 場所は住んでいたアパート。その駐車場を囲ったフェンスの角に、あしなが蜂が、拳大ほどの巣をつくった。 やあねえと母は言った。「このまえベランダのを取ってもらったばっかりなのに」と。 「通り道じゃないだろう」と父。 「でも子どもに何かあったらどうするのよ」と母はわた