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【スタッフインタビュー#1】みんなの縁側を作りたい

こんにちは!スタッフインタビュー第1回目は、ツクマルメンバーの横山夏紀さん(愛称;なっちゃん)です。

ツクマルに参画したきっかけ
 元々はキヌイチ(衣笠駅徒歩1分図書館。通称;キヌイチ)の見守りをやっていました。見守りと言っても、おしゃべりしたりぼーっとしたりしているだけですが(笑)今も、ツクマルメンバーでもあるしほちゃんと二人で、無料のイベントを開催したりしています。小さい子が遊ぶ場を無料で開いたり、来ている方にお茶を出したり。自由に子どもたちが遊んでいる間に、親御さんたちがゆっくり過ごせるような場を開いてきました。そこから、ツクマル開設のタイミングでこちらにも携わっています。

子どもも大人も自由に過ごします。

ツクマルでの活動内容
 ツクマルでの主な活動は、3つあります。
 1つ目に、拠点内での見守り活動です。ツクマルに来て安心して過ごせるよう、お部屋の様子を見守っています。
 2つ目に、相談活動です。来ている方とのお話の中で、困りごとがあれば伺っています。相談する前に、まずは顔見知りになることが大切だと思うので、定期的にイベントを企画して、ツクマルへ気軽に来れるような仕掛けづくりもしています。
 3つ目に、地域コーディネーター活動です。何か困ったことがあった時に、ツクマル内だけではなく、外部の方とも相談していけるよう、関係機関との繋がりを探したり、活用したりしています。例えば、冬場は暗くなるのが早くて一人で帰るのが怖いと話す小学生がいたので、子どもの声として、小学校やPTAの方にお伝えしました。それがきっかけで、ツクマルとしても「子ども110番の家(子どもを守るボランティア活動の一つ)」に登録しました。他にも、介護や生活不安がある方には介護福祉士さんや地域のケアマネージャーさんに繋げることもあります。
 実際には、いらっしゃる方のお話の95%くらいは雑談で終わっています。ただその雑談の中には、ご本人が解決したいと願っていることが混ざっている場合があります。その気持ちの強さに応じて、外部の方に繋げるかどうか、ご本人と一緒に考えています。

ツクマルに参画してよかったこと
 よかったことは、おおやけにおせっかいができるところですね。コロナ渦以降、こちらから声をかけるとびっくりされることが増えました。この人に頼っていいのかな、という警戒心を感じるんですけど、「ツクマルです」っていうと受け入れやすいようで、こちらも声をかけやすいです。最近は私たちの顔を覚えていてくださるので、逆に声をかけてくれて、子どもの面倒見てくれたりします。相手の方も気軽に話しかけてくれるようになるので、よかったなと思います。

遊びに来た子が似顔絵を描いてくれました。

将来への希望
 みんなの縁側みたいな場所になったらいいなと思っています。間口が広いというか、長屋みたいな商店街みたいな。みんなが一人でもみんなでも、自由に集える場をみんなでツクれたらいいなと思います。
 今は私たちスタッフが磁石のような役割でみんなを引き寄せていますが、いなくてもみんながお互いを必要とし合って、場をツクってくれたらいいですね。誰かの困りごととか、外には出ない家庭内の困りごととか、地域や暮らしの中で解決していって、気づいたらみんなで解決していて「楽しいからいっか」となればいいな。

おすすめのツクマル活用法
 家に人は呼べないから、ツクマル集合!みたいに使ってみてください。イベントも開催しているので「次の何日のイベントに集合ね」って、集まる方もいます。
 中で過ごすことにハードルがある方は、みんなに読んでもらいたい本があればぜひお持ちください。本の寄贈、大歓迎です。ついでにお茶でもどうぞ。

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