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【コラム】陸生貝類の魅力

日本国内において "どうしても飼育することができない” 魅力的な動物の数々。
これまでにご紹介してきた特定動物も、愛玩目的では飼育ができない動物ですが、方法によってはまだまだ法の抜け穴もなくはありません笑

しかし、どうあっても合法的には飼えない動物もいます。
その1つが海外産の陸生貝類です。
これらは植物防疫の観点から、絶望的に日本に輸入・飼育ができない動物です。
*もっとも何らかの ”研究目的” ということでなら飼育できるでしょうが、当該省庁を説得できる合理的な研究目的はあまりないかもしれません。。。

世界にはさまざまに魅力的な陸生貝類がたくさんいます。
アメリカのバナナスラッグ(Ariolimax columbianusほか、いくつかの亜種)は比較的有名かもしれませんね。
カリフォルニア大学のスポーツチームのシンボルにもなっています。

あるいは個人的には世界の美しい陸生貝類の ”2大巨頭” と考えているのが、東欧に棲む真っ青なナメクジ "Bielzia coerulans" 、それとオーストラリアの固有種で赤い三角系の模様がある "Triboniophorus graeffei" かと思います。

マイマイの仲間ではアジア産のPlatymma tweedieiと、キューバの固有種Polymita pictaですね。
いずれもおもちゃ(双方でおもちゃの種類は異なりますが笑)のような色合いの素晴らしいマイマイです。


今日は息抜きの意味で、ヘビではない生物の魅力について少しご紹介してみました。
”3すくみ” と呼ばれるヘビ、マイマイをご紹介しましたので、そのうちカエルについてもご紹介しようと思います。

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