コールセンターの業界団体が指針を発表!クライアントや一般顧客にも踏み込んだ発信!専門家3人が徹底検証

コールセンター業界の団体である一般社団法人日本コールセンター協会が
『コールセンターにおける新型コロナウイルス感染症対策に関する指針』を制定し、発表しました。
200社以上が参加し、コールセンターの主要な受託事業者、ITベンダー、そして自社でコールセンターを運営している企業などが会員となっています。
今回の指針は5つの項目で構成されており、カバーしている範囲は広いです。

1.職場における感染防止対策
2.コールセンター事業・運営
3.従業員への配慮・雇用の維持
4.センター従事者へのお願い
5.利用者/お客様へのお願い

特に、コールセンターの従業員への配慮や雇用の維持については、
委託元、委託先、人材派遣などステークホルダーのいずれかに負担が偏重することなく
痛みを共有していくべきということについても言及しています。
これらは、コールセンターに関わる全ての人が、絵に描いた餅に終わらせることが
ないよう、顧客、オペレーターから経営陣まで全員が必読と思います。

収録後、指針の改定が5月12日にさっそくありました。
こうした指針は、地域の感染状況により随時見直しが必要なので、日本コールセンター協会においてもこの指針をしっかりアップデートしていくということなのでしょう。
具体的には「新しい生活様式」が示され、各業種ごとの感染予防のガイドランも見直されたりしていることへの対応と思われます。
感染者の定義や、濃厚接触者に関する言及、37.5度以上の熱⇒発熱等の風邪症状と修正するなどの点と共に、「感染者が差別されないようにする配慮」を求めています。
詳しくは、関係書類をご確認ください。

●一般社団法人日本コールセンター協会
https://ccaj.or.jp/
●コールセンターにおける新型コロナウイルス感染症対策に関する指針 
https://ccaj.or.jp/cvid19-guideline_0512.pdf
●内閣府「新型コロナウイルス感染症関連」
https://www.cao.go.jp/others/kichou/covid-19.html
●厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
●厚生労働省「新しい生活様式」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
●経済産業省「新型コロナウイルス感染症関連 経済産業省の支援策」
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

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