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『スマイル』の価値18頁目は4半世紀毎に訪れる転換期の物語

8月15日に思う事

小比類巻かほるCity Hunter Live2021のYouTubeを先日観た。

老いぼれジィジiが生Liveを観た頃が1987年なので、すでに4半世紀を超えている。

YouTube City Hunter Live2021を見る限り、彼女は現役バリバリのバリバリのバリバリである。

思わず笑みがこぼれ一人でにやけてしまった。

話を1987年から約4半世紀遡った時間枠に戻せば、終戦時という事になる。

一旦、走行し始めると(エンジンが始動すると)、停止すること(エンジンを止めること)ができない一人乗りの潜水艦である「回天」のニュースを先日見た。

老いぼれジィジiの生まれ育った環境の中には、身近に戦争という事象が恐らく見当たらないで育ったので、戦争を記憶に留めておく事はほとんど無い。

しかしながら、「回天」という言葉と内容は小学校時代に読んだ本の中に残っていたらしく、「かいてん」だ、と約半世紀振りに記憶が蘇ってきた。

山口県周南市に保存しているところがあるとニュースで知ったので、エマが小学生になったら広島といっしょに連れていってあげたいと思った。

話を音楽に戻すと、1977年に買ったLP盤、イーグルスのホテルカリフォルニアのレコードの中に、A1版位のポスターが入っていて、老いぼれジィジiは天井にそのポスターを貼っていたことを思い出した。

2021年8月15日

昨日の夕方からエマがやってきた。

コロナの感染が広がり、記録的な降水量を続けている地域に住んでいる現状から、今週は来ないであろうと予想していたエマの『スマイル』に出会えることが出来た。

たまたま雨の狭間の日であったので、4軒にエマの顔を見せに行き、1日の最終で我が家に寄って夕飯を食べ、エマの入浴まで済ませて帰っていった。

退屈していたのは勿論であろうが、同じ天井ばかり見て過ごす赤ちゃんに対して、長女(エマの母親)の友人たちが口を揃えて危機感を抱いていることを知った。

通貨漂流ニクソン・ショック50年:日本経済新聞

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/nixon-shock-50-years/

『スマイル』の価値シリーズを続ける中で、目を通さなければいけない出来事の資料を見つけましたので、頁の最初に載せました。

老いぼれジィジiが描く、4半世紀毎に訪れる転換期の歴史の資料として解り易いと考えたからです。

漠然としつつ、しかし書かなくてはならないと考えていた、そして解るハズの無い『スマイル』の価値が何となく解る材料になったと思います。

1945年8月15日 終戦日

1971年8月15日 「ニクソン・ショック(ドルショック)」

1995年1月17日 阪神・淡路大震災

金融では、不良債権で住専やコスモ、木津、兵銀など金融機関の破綻が始まった年。

若者ファッションでは、転換期と呼ばれるようになった年。

アパレル業界が主導する産業・メディアが流行を生み出す旧来のファッションが支持されなくなり、渋谷などのショップやファッションセンスのいい一部の若者たちから自然発生的に波及するストリート文化発祥のストリートファッションの時代へ移行していった。

(2か月後)3月20日午前8時。東京の地下鉄車内で、化学兵器として使用される神経性ガス・サリンが撒かれる無差別テロ事件が起きた。

(その年の11月23日)ウィンドウズ95日本版の発売日。

2020年コロナパンデミック

2021年エマ誕生

2020東京オリンピック開催に至るまでの出来事が、『スマイル』の価値シリーズの物語の中で、幾つもちりばめられています。

そして19頁から、『通貨漂流ニクソン・ショック50年』の資料には存在しなかった「金利」の物語を再開していきます。

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