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25年間使っている腕時計の話から日本のバリューを考える 『スマイル』の価値 15頁目

今日のNote・連載『スマイル』の価値の15頁目は2021年7月29日0時になった所から始めています。

折しもこれから3時間後に世界の金融のベンチマークである米FOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)の発表があります。

足元では、中国の民間教育産業に対する当局の締め付け強化を巡り、「チャイナショック」という単語が聞かれ市場の暴落が起こっています。

我が日本では、2020東京オリンピックでメダルダッシュが起こっていますが、会場である東京では、1日当たりの感染者数が初めて3000人を上回り、2日連続で過去最多を更新しています。

世界への影響力としては、東京オリンピックや東京都の感染者より中国の民間教育産業ネタの方が比較にならない位大きく、そしてFOMCの発表は更に、更に、更に、大きい影響があると考えています。

老いぼれジィジiの腕時計という超小ネタの前に

今日のNote・連載『スマイル』の価値の15頁目は2021年7月29日0時になった所から始めています。

折しもこれから3時間後に世界の金融のベンチマークである米FOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)の発表があります。

足元では、中国の民間教育産業に対する当局の締め付け強化を巡り、「チャイナショック」という単語が聞かれ市場の暴落が起こっています。

我が日本では、2020東京オリンピックでメダルダッシュが起こっていますが、会場である東京では、1日当たりの感染者数が初めて3000人を上回り、2日連続で過去最多を更新しています。

世界への影響力としては、東京オリンピックや東京都の感染者より中国の民間教育産業ネタの方が比較にならない位大きく、そしてFOMCの発表は更に、更に、更に、大きい影響があると考えています。。

未来イコール期待『スマイル』の価値 6頁目の載せた、「四半世紀変わらない日本の消費者物価指数」のグラフを先に頭に入れて下さい。

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日本の変わらないインフレの状況を頭に入れて日々生活しながら世界を見ることが重要なことであると考えています。

次に、「30年間高値を抜けなかった日経平均株価」のチャートを頭に入れて下さい。

日本においては、2013年4月から大規模な金融緩和を続けてきましたが、日経平均株価は高止まりの状態でした。

しかし、コロナショックによる世界的金融緩和(財政ファイナンス)と類を見ない額の米国の政策により、2021年2月に30年振りに日経平均株価は3万円の値が付きました。

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日本の金融政策だけでは日経平均株価が3万円に届かず、30年間225銘柄の企業の株価は上昇しなかった事に注目する必要があると考えています。

最後に、1995年に老いぼれジィジiが実際に買った腕時計が目の前にあります。

この腕時計は次女が生まれた時たタイミングで買ったものです。

次女が生まれた時、病院に居る間に、当時3歳だったエマのママである長女と一緒に老いぼれジィジiが買いに行った腕時計です。

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25年前に買った腕時計を一つの企業として捉える

老いぼれジィジiの腕時計の価値を金額にして評価しました。

多少傷はありますが、ネットの売買事例で判断して約1万円の価格が付いても無理は無い価値があることが解りました。

これを一つ企業の決算発表の内容をまとめた一枚の書類(決算短信)に表したものが、次の表です。

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つまり、老いぼれジィジiが企業の株を買い(=資本金)、その資金を腕時計という資産に変えて25年間継続して使ってきた結果を書類に表したものが決算短信です。

25年間変わらない腕時計ではありますが、25年後の決算を行うことにより利益が4万円の赤字であるという事実が浮かび上がってきます。

次に実際に営業活動、つまり経済を回してしている代表的企業であるアップルの超長期株価チャートで比較してみます。

毎期、毎期イノベーション(innovation)を継続した結果(決算)の株価は約150倍になっています。

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個別銘柄のアップルという企業を例に取りました。

先程頭に入れると意味で、日本の金融政策だけでは日経平均株価が3万円に届かず、30年間225銘柄の企業の株価は上昇しなかった事を取り上げました。

30年前、バブル期の日本株式時価総額は世界の株式市場の40%以上50%位まで占めていました。

『ジャパン・アズ・ナンバーワン』は、社会学者エズラ・ヴォーゲルによる1979年の著書であり

、 戦後の日本経済の高度経済成長の要因を分析し、日本的経営を高く評価してくれましたが、30年後の経済はどうなったでしょうか?

世界の株式市場の40%以上が米国の時価総額であり、2番目は中国で20%弱、3番目は日本で10%弱弱です。

その他の国を見ると、英国・フランス・ドイツ・サウジアラビアがそれぞれ3%程度です。

直接投資の比率から見ると、米国が3/4であり、欧州は1/4です。

もう一度腕時計企業の決算短信を見る事にします。

大雑把に分ける為に、株などで企業そのものに投資する直接投資事を除いて、銀行などにお金を預ける 間接投資と金利という観点から表した決算短信を作成しました。

つまり、腕時計という資産を得るために借入金で調達した企業の25年後の決算はどうなるのかという設定で組み立てました。

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金融(金利)という視点だけをクローズアップして、所謂仕訳の基本の基本だけを抽出しました。

金融リテラシーの基礎の基礎という考え方であり、経済と人とその他の外部要因を組み合わせる基礎の知識をエマを含めた「α世代」たちに伝える為に、『スマイル』の価値 15頁目を書きました。

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