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ベンチャー・スタートアップのお金の使い方について

当たり前のこと言いますよ?

企業は利益を出して、ただ貯金したいわけじゃありません。

お久しぶりです。キャライフで代表してる金子です。

今日は転職先の選び方について、一つの"視点"をご提案したいなと思いこれを書いています。特にベンチャーやスタートアップはお金の使い方で、成長速度とリスクがある程度測れるのと同時に、どんな志向性を持つ会社なのかも見極めることができる要因だと思います。

そもそも株式会社の存在意義として一番よく言われることは株主に利益をもたらすことですが、お金の使用用途はもちろんそれだけではなく、規模拡大するために社員を採用したり、新しい事業を生み出したり、従業員に還元したりと色々と用途はありますよね。

皆さん、転職活動するときに、企業の求人情報を見定めて応募したり、面接を受けたりするわけですが、「事業内容」「給与」「福利厚生」「資産状況」などさまざまな要素から企業を選定しているかと思います。冒頭でも書いたとおり私からの提案は、その要素に一つ「お金の使い方」を入れていただきたいということです。

例えば...

①資産を何に投資するのか?

スタートアップは資金調達をすると「人材」 or 「マーケティング」このどちらかに投資することが多いです(またはその両方)。人材にお金をかける会社とマーケティングにお金をかける会社では、根本的にとる戦略が異なると私は思っています。プレスリリースやメディアを通すとそういった情報も収集できるので企業選定するうえで有用な情報だと思います。

②安全マージンをどのぐらい取るのか?

ベンチャーやスタートアップの会社では、100万円でも利益が出たら戦略を一歩でも前に進めるべく積極的に投資する会社と、1000万円の利益が出ても歩みを進めずに最大限のリスクヘッジする会社もあります。どっちがいい会社というわけではなく、どっちのほうが自分にとってフィットするかを考えるのが絶対条件です。今までの経験を生かしつつ新しいことにチャレンジしたい方は前者の少ない利益でも次々と挑戦する風土のほうがフィットすると思います。ただ、この情報は求人票やネットだけで見極めるのは難しいので、面接の逆質問の時にうまく引き出す必要があると思います。

③ヒトへの投資は「給与」か「環境」か?

理想は「給与」「環境」ともに整ってほしいですが、現実的にはそうはいきません。私がこれまで数多の求人企業やその求人票を見てきた中で、どちらを優先して投資するかによっても会社の特徴が出ると私は思っています。おそらくですが「給与」をくれる会社のほうがいいと感じる方は多いかもしれませんが、私個人としては離職率が低いのは後者の「環境」に投資しているだと考えています。環境に投資というのは、福利厚生や制度というのも含みますが、業務システムを導入してるか?経費精算はアナログかシステムか?勤怠管理は?などの仕事をする「環境」も含めてです。従業員の仕事の効率や生産性が向上すれば、残業も減りやすく働きやすくなる。当然利益幅が広がる可能性も高い。また利益が得られたら給与に反映するチャンスも増える。一方で「給与」を先に高くすると、人件費比率が最初から上限になることも多いので向上の余地が狭くなってしまう恐れがあったりします。ただ待遇としてわかりやすく反映されますよね。これもどっちの良し悪しではなく、自分にフィットするほうを選択すればいいと思います。

これを見極めることができたら、その会社で得られるチャンスの可能性はどっちのほうが自分が転職して得られる価値(転職目的の達成確率)が高いのか?その判断の一つにできると思います。

なぜこの話を・・・?

はい、素直に言います。自社採用のためです笑。当社キャライフはどんな会社なのか?それを説明する上で、上記を理解しておいてほしいと思ったので書きました!それを踏まえて当社のことを説明すると、

① → 今は人材。ギアを入れたらマーケティングに切り替える予定です。

② → 特にうちは攻めます。安全マージンってなに?おいしいの?です。

③ → 環境です。実績への給与反映はそこそこ。業界平均ちょい上程度。

キャライフという会社は今回の①②③でいえばこんな感じです。会社が提供できるのはチャンスと成長機会だけです。その代わり他社では感じることができないほどの"それ"はあると自負しています。

今日これを読んで「私は絶対フィットする!」という方、ぜひご応募お待ちしております。

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