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11つのカルトワイン

ワインは「見る」ものではなく、「味わう」ものだと言うかもしれないが、味わう前に、まず目で見て、リストを作り、記憶し、それを欲しなければならない。
つまり、ものには順序がある。

ミシェル・ベターヌ
[幻のワイン100 (ミシェル=ジャック・シャスイユ 著)]

さて前回、明確な定義はないものの、アメリカのすばらしいワインの中には、「カルトワイン」とよばれるものがあることを紹介しました。
そしてそれは、少なくとも希少であり、人気が高いものであることを提案しました。

今回は、11つのカルトワイン生産者をご紹介したいと思います。

  1. スクリーミング イーグル 
 (Screaming Eagle)

  2. ハーラン エステート 
 (Harlan Estate)

  3. シネ クア ノン 
 (Sine Qua Non)

  4. スケアクロウ 
 (Scarecrow)

  5. コルギン セラーズ 
 (Colgin Cellars)

  6. ダラ ヴァレ ヴィンヤーズ 
 (Dalla Valle Vineyards)

  7. シュレーダー セラーズ 
 (Schrader Cellars)

  8. ハンドレッド エーカー 
 (Hundred Acre)

  9. アイズリー ヴィンヤード 
 (Eisele Vineyard)

10. ブライアント ファミリー ヴィンヤード 
 (Bryant Family Vineyard)

11. ボンド 
 (Bond)


ロバート・パーカーが選ぶ 世界の極上ワイン (ロバート・M・パーカーJr.著) を参考に、一部場所を示しました。

取り上げたカルトワイン生産者のうち、シネ クア ノン (Sine Qua Non) はカリフォルニア州の南部に位置しますが、他の多くはナパの中心あるいはやや東部に位置していると言えるかもしれません。

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何をカルトワインするかは人それぞれ。
さらに、時とともに変わっていく.....。

ちなみに、ワイン評価誌でもっとも有名なロバート パーカー ワイン アドヴォケイト (Robert Parker Wine Advocate) で、100点満点を得たワインが多かったアメリカの生産者上位11つを記載します。
[( )内の数字は100点満点を得た数 (2021年6月3日時点)]

Sine Qua Non (23)
Schrader Cellars (20)
Colgin (19)
Hundred Acre Vineyard (19)
Vérité (15)
Abreu (11)
Realm (11)
Marcassin (10)
Peter Michael Winery (10)
Bond (9)
Lokoya (9)

今後少しずつ、わたしが共鳴したそれぞれの生産(者)のストーリーをご紹介していきたいと考えています。

(Header Photo by Bekky Bekks on Unsplash)

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