見出し画像

夏のアイスは正義

梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑日。毎日33~35度の猛暑日が続き、午前中からエアコンを付けないと、とてもじゃないけど家の中では過ごせない。


昨日は4週間ぶりの通院日。今回もデイケアはお休みしてバスと電車で病院へ向かった。病院の最寄り駅に着いたら既に気温は34度。病院までは徒歩20分。元々歩いていくつもりだったのだけれど、駅前に空車のタクシーが止まっていたらついつい乗ってしまっていたかもしれない。

タクシーに乗るくらいなら、そのお金でアイスを10個買ったほうが絶対にいい。そう思って頑張って病院まで歩く。家の軒先や木の陰など、可能な限り日陰を選んで歩く。暑いとか嫌だなとか、そういうことは考えないようにしてひたすら歩く。一歩でも前に進まないと永久に辿り着くことができない。だから歩くしかない。

こんな暑さも今日がピークなんだろうなと思うようにする。次の通院日は9月の上旬だから、その頃にはもう少し涼しくなってるはず。今日さえ乗り切ればきっと大丈夫。


なんとか20分を歩ききって病院に到着。水分補給をして待合室で少し休む。外気温と病院内の温度差に、なんだか頭がクラクラしてくる。汗がどっと噴き出て極めて不快。早く家に帰ってシャワーを浴びたい。

前回の処方で変更になったマイスリーは自分には合わないようで、先生と相談した結果、レンドルミンに戻してもらった。

診察の後に採血があって、採血管4本分の血を抜かれる。看護師さんがとても上手で、僅かにチクりとした程度で終わる。検査結果が出るのは4週間後。体の調子は悪くはないからたぶん何も問題はないと思う。


とても感じの良い薬剤師さんから「マイスリーはどうでしたか?」と聞かれて「明け方に目が覚めてしまったり、嫌な夢を見たりするので元の薬に戻してもらいました」と答える。「朝まで眠れるといいですね。暑いので水分補給をして下さいね」。何気ない一言が嬉しく思う。


電車の時間まで図書館へ行こうと思っていたのだけれど、こうも暑いと寄り道するのも億劫になってしまって、今日のところはこのまま病院の1階フロアで待つことにした。


帰りも駅まで歩く。気温はさらに上昇して35.5度。無我の境地でひたすら歩く。20分歩いて駅に到着。無事に往復の40分を歩くことができた。我ながらよく頑張ったと思う。


帰りにスーパーへ寄ってお買い物。けっこう歩いてお腹も減ったから夜はヒレカツとお豆腐とサラダと納豆にした。この暑さでも夏バテすることもなく、食欲はいつもと変わらず。少しは体力が付いたのかなと思う。


メルカリとブックオフで本を買う。「NOSIGNAL」はずっと欲しかった書籍なのだけれど、タイミングよくブックオフに入荷していたから中古で購入することができた。どちらかというと写真集みたいな本なのだけれど、フィルムの粒子が感じられるような、少し解像度の低い写真が素晴らしい。お盆の間にゆっくり読もうと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?