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【Keikoの海外紀】ハノイの1週間 〜ひとり旅と飛行機〜

英語コーチをしている、keikoです。


普段はインドアな私ですが、海外への興味は尽きず、これまでに16カ国ほど渡航したことがあります。


2024年の1カ国目は、ベトナム。初!
友人がいるハノイに1週間行ってきました✈️


InstagramやXでも散々写真を載せてきましたが、今回はまだ記憶が新しいうちに、このnoteにも残しておきたいと思います。


また、友人と一緒にハノイで収録したラジオ(stand.fm)も更新しています📻
興味のある方は、合わせて聞いてみてください!

ひとり旅と飛行機

今回の旅は、関空から始まりました。
関空からベトナム航空の直行便で約5時間。

海外旅行時のLCCは、安くていいんだけど、遅れることが本当に多いイメージ。
私は遅れることによるメンタルダメージと、その後の予定が崩れるリスクが高くて嫌なので、LCCはやめています。どのメリットを取るか。ですね。


ハノイにいる友達を訪ねて行くので、今回の渡航は1人です。

私の海外渡航経験のうち、半分以上は1人で渡航でした。海外に行くとなると、なかなか家族や友人と予定合わせるの大変なんだよね。それなら1人で行っちゃお〜!って感じです。


でもじゃあ、慣れてるんだね。すごいね。
と思われるかもしれませんが、全然。


小心者で怖がりの私はいつも、ビクビクドキドキしています。前日の夜は大体寝れません笑


特に今年は、笑い事ではなく、年が明けてすぐに、能登半島での地震が起き、羽田空港での事故があり。心を痛めると共に、ただでさえ怖がりの私は、心底怯えていました。



正直、行くかどうかも迷いましたが、私自身が被災したわけでも、幸い親族や近しい友人が被災したわけでもありませんでした。


私がベトナム渡航をやめることで、誰にも、何にも良い影響を与えない。
今、怖いという理由で行くことをやめたら、私は次、いつ怖くなくなるの?そんな自問自答をし、結果、私はいつも通り、空港に向かいました。



空港で飛行機を待ってる間も、搭乗しても、私はいつもワクワクより、怖さが勝っています。
海を超えて、空の上を飛んで、こんなでっかい機体に乗って、本当に着くの?
正直、毎回祈るような気持ちで乗っています。


大袈裟と思われるかもですが、結構本当です。


ちょっと話はそれますが、昔、イタリアにいた時に国内線に乗っていた時。その時も私は1人だったんだけど、横にイタリア人が乗ってきました。


拙い英語で私に必死に話しかけてきます。
どうやら、初めての飛行機だったみたいで、ほんとに決死の覚悟で乗っているようでした。


きっとクリスチャンだったんでしょう、何度も何度も十字架を切って、祈っているんです。
ベルト着用サインが鳴るたびに、「ひぇっ!」みたいな声をだして、私に「なに?なに?大丈夫なん?こわいーーー!!!」みたいな感じで、話しかけてきました。


っもー!私も怖いからやめて!!!
って本当に思いました。


今でも飛行機に乗るたびに、このイタリアで会った彼のことを思い出し、私も心の中で十字架を切っています。


今回も、沢山、祈ったし、もし今日命が終わるとしたら、どう生きるか。そんなことも考えながら飛行機に乗っていました。


と同時に、宇宙兄弟のむっちゃんのセリフ、「宇宙に行って死ぬのは嫌だけど、宇宙に行かないで死ぬのはもっと嫌だ」も思い出します。むっちゃん、いつも私の背中を押してくれてありがとう。


でもそんな緊張も長くは続かないので、いつも緊張することに疲れて、結果寝てしまいます。


そんなこんなで、今回も本当にありがたいことに無事に、予定通りに、ハノイにつきました。

現地について思うこと

空の旅を終えて、目的地に着く。
飛行機から降りて、自分の足で、異国の土地を踏む。


いつもこの時思うのは、「実感ないな」という気持ちと、「あぁ、ここも普通の場所なんだな」ということ。


到着前は、遥か遠い、今は見えない世界のことを想像して、別世界に思いを馳せている。


だけど、実際についてみると、どんなに憧れの場所でも、治安が悪いと言われている場所でも、ただ目の前にあるのは、「地面と空。そしてそこにいる人たち」。


良い意味で、いつも私は、「あ、おんなじだな」と思って、安心します。


そう、怖がりの私は、異国に着いた時に、「きゃー!!!きたー!!!わーーーい!」という高揚感よりも、「あ、ここも大丈夫だ。」という安心感を感じているみたいです。


どんな国にも、普段は見えてない世界でも、そこにあるのはそこに住む人たちの日常なんだな、と。


私はいつも、想像をして怖がります。


だけど、現実を、日常を見ることで、安心に変わる。

私はそんな体験を、海外に行くことで毎回もしかしたら繰り返しているのかもしれないな。


未知の場所だったハノイにも、到着と同時に安心感を感じた私の1週間の滞在。
思ったより到着までの気持ちだけで長くなったので、今日はこの辺で。

次は滞在中のことも書こうかな。

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