【あと42日】胃カメラにビビってる仲間たちへ
鎮静下での内視鏡検査で時空を超えられます
今日は胃カメラを飲む日だった。
私は迷わず鎮静(麻酔使用)を希望した。
生まれて初めて胃カメラを飲んだ時、
そりゃもう苦しくて苦しくて、
たしか私は既にアラフォーだったと思うんだが、
泣いて暴れてお医者さんに怒られた。
だもんで、
2回目は麻酔で眠らせてもらうことにした。
夫には鼻で笑われたが、
背に腹は代えられない。
私だけでなくお医者さんの負担も減るというものである。
麻酔、めちゃくちゃよく効いて、
滞りなく検査が終わったので、
私はもう今後鎮静下一択だなと心に決めた。
麻酔さえあれば楽勝よ!!
と思いながらも、
今日、いざ検査室で注射を打たれたり喉の麻酔薬を飲んだりするうちに、
「いや、たまたま前回うまくいっただけなのでは?」
などと余計な不安がわいてきた。
「初回みたいに、実は喉の麻酔が全然効いてなかったらどうする?」
「今日に限って途中で目が冷めたりして」
「そもそも、うっすら意識がある状態で始められたらヤバい」
検査するベッド上で、
私が考えつく限りのいろんな心配を抱えていると、
看護師さんが優しく血圧を測ってくれた。
上が140あった。
「高いですね」と看護師さん。
「久々なんで、ドキドキしちゃって、あはは」と私。
遠足前の子供か。
看護師さんに指示されるまま、ベッドに横になる。
鼻に酸素の管を装着。さるぐつわマウスピースを口にセット。
「お薬を点滴に入れていきますね〜」という声。
そういえばずっと生理食塩水を点滴されている。
元気なのに点滴なんかして、いいのかな。
まあ毒じゃないからいいのか。
ていうか前回もこんなだったっけ?
先生まだ来ないな。
もう薬入れたんか?
いつ頃薬が効いてくるんだろうか。
そう考えた瞬間、看護師さんが言った。
「はーい検査終わりましたよ〜」
え?! いつ?!?!
時空を移動してしまった。
拷問具を咥えさせられたことしか覚えてない。
恐るべし麻酔。
麻酔の威力は凄まじく、
今日はもうずーっとふわふわする。
確かに「自分で運転して来院すな」って言われるはずや。
検査はまた後日。
私の胃に何があったのか。
寝る前にストレッチ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?