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編集部として駆け抜けた一年。 | 編集 柳本信鷹

こんにちは。映画「カフネ」広報です。
今回は映画「カフネ」編集部の柳本信鷹にメンバーインタビューを行いました。


これまで担ってきた役割。


ー担当している役割を教えてください。
編集と広報映像です。撮影が終わった素材を繋いで一本にして、映像の色を調整するといった仕事や、映画館で上映できるように準備するといった仕事を担当しています。


柳本 信鷹(やなぎもと のぶたか)
映画「カフネ」編集
杵村監督に誘われたことがきっかけでチームに参加し、編集部として映画「カフネ」の映像を作り上げる。
他にも様々な役割を担当し、クラウドファンディングの広報映像制作や、最近ではnoteで"編集技術や考え方の解説記事"を連載するなど、チームに貢献している。
Twitter:@Nobutaka_Yanagi
note:@nobutaka_yanagi

ー今までの活動の中で印象に残っていることを教えてください。
クラウドファンディングの広報映像を作ったことです。映画の編集部としてチームに入ったんですけど、広報映像を作る過程で色んな人にインタビューをしたりして、本来の役割とは違う形でこの映画に関わっていく中で、この映画への向き合い方が変わっていったというのもありますし、そこで作った広報映像をYouTubeで発信して、クラウドファンディングが最後に1,893,000円まで達成した瞬間はやっと報われて、認められたような感じがしました。

ーそういった活動の中で意識していることを教えてください。
撮影現場やそれ以前に発生した画や音の問題は編集部にしわ寄せがきてしまうことが多くて、そういった問題を編集のうちに解決できないと映画館で解決していないまま作品を上映することになってしまうので、編集部が出来るだけそういった問題を解決できるようにするということを意識しながら作業にあたっています。

ー原動力や活力となっていることはなんですか。
杵村監督の存在かな。杵村監督って不思議で、直接会わずに話すと何も感じないけど、直接会って話すと「この人が喜ぶところ見たいな」って不思議と感じる瞬間が多くあるんです。作業が辛いときでも杵村監督に会うと、なんとなく頑張ろうかなって思えるので、それが原動力です。

撮影が終わってから感じた編集部としての心境。


ー撮影が終わると、編集の期間が始まります。撮影された映像を初めて確認したときの心境はどうでしたか。
最初は、どういう映像が編集画面に映し出されるのかワクワクしました。実際に映像を観てみると、人物が映っていない風景カットからも熱意がすごく伝わってきて、撮影している人たちの気持ちが映像に乗っているような気がして嬉しかったです。

ー撮影や編集が終わり、「カフネ」が完成した今どう感じていますか。
長い期間ずっと作業してきたので、気持ち的にはやっと少し安心できました。それでも、まだまだこの先もやる事は絶えないんだろうなという感じもしています。また、大阪だけじゃなくてもっともっと色んな場所で上映したいし、地元の北海道でも上映できたらいいなと思います。

映画「カフネ」がようやく世界に広がり始める。


ー映画「カフネ」は3月10日に劇場が満席の状態でワールドプレミア公開を迎えますが、今の心境を教えてください。
実感が無いですね。画面を開くと目の前には満席っていう文字はあるんだけど、自分たちが作った映画が満席になったってゆう実感が湧かないです。嬉しいですね。

ー最後に、これまでの1年間で学んだことで、これから先も大切にしたいと思っていることを教えてください。
学んだことは多くあるんですけど”目的をはっきりさせてやる”ってゆうことかなと思います。「カフネ」を作る中でも、その広報映像を作る中でも”誰が観るのか”、”どういう場所で観るのか”といった部分を緻密に設計してつくることがいかに大事かということをこの一年で学びました。

ー以上です。ありがとうございました。



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