セクシャルセラピストになったきっかけ

よく眠れる行為。
こんなに気持ち良くなれて
ぐっすり眠れるってすごいな。

それは私が5歳の時。
マスターベーションを知った時の感想です。

貴女のキレイの軸を創る
セクシャルセラピストの小島慶子です。

小さい時、
ひんやりしたお布団を脚に挟んで寝るのが大好きでした。

でも『その日』は
布団が全然冷たくなくて、
何か冷たいものを挟みたい。

そう思って見つけたのが
【自分の両手】でした。

両手を合わせて太ももに挟もうと思ったら
距離感が掴めてなくて
クリとリスに当たったんです。

衝撃でした。

【何この気持ち良い場所は！】

そう思って、両手を重ね
どうすれば気持ち良く触れられるか
あの手この手（手の使い方を変えて）
していると、小さいながらに

『向こう側』

があると思い、
手が疲れてもずっと続けたんです。

で、その日にイったわけです。

5歳の私からすれば
『よく眠れる行為』
だったので、
眠れない日はそれをしていました。

中学校に入り、
学年で裏ビデオ（アダルトなビデオですね）が周り
それを見て、自分の行為が
そういうものだと知りました。

知ったけれど別に
自分としてはやましい気持ちもなく
それよりも

気持ちの良い行為を見つけられたことの喜び
好きな人とのセッ クスの気持ちよさがどんなものか

そちらに意識がいきました。

おそらく、
私は他の女性よりもエロいんだろうな

そうも思っていました。

それからウン十年。
できた彼氏との性欲の熱量が同じくらいでね。

『いい女見つけた』

そう言ってたんです。
そう言っていたのも束の間、
彼の中では

エロい女＝浮気をする

という方程式があったようで
どんな時も浮気を疑ってきました。

俺を安心させてくれ、

と言っていたのですが
エロくて不安なのであれば
エロいの好きじゃないと言えば
安心するからと言われ、
そう言い続けたんです。

エッチ、好きじゃない。

と。

するとどうでしょう。

私の他の『好きなもの』まで
自分でわからなくなっていったんです。

それに彼の
『俺を安心されてくれ欲』は

さらにエスカレートしていき

彼が不安に思う行動全て
やめていく事になりました。

というのも、SNSで私をタグ付けし
公開処刑（disる）を何度もされており
それが嫌で
なんでも従うことにしてました。

自分の本音に蓋をして。

彼の考え、言葉を自分の考えだと思い込み
5年近く一緒にいました。

でも、
『自分を生きたい』

抑え込んだ本音という名の自分が
すごく動き始めたんです。

また浮気を疑われた日。
『結婚してほしい』

そう言われ、人生終わったと思いました。

私の電話番号を、
彼の持っている回線のものに変えて欲しい
＝
私の携帯の中にある男性のメモリを消して欲しい
＝
自分の知らない男性との関わりを絶ってくれ

というものでした。

鳥籠の中の鳥になる。
でも逃げられない。

ならば
真実を遺書に書いて
無実を死をもって証明しよう。

って、思ったんです。

でも手首切るのも怖いし、
5年間、どんなことも私のせいにされてきたし
私が死んだとて
遺書も事実も全て私のせいにされるんだろうなって
じゃぁ死に損だなって思ったと同時くらいに

【私まだ死にたくない】

って思ったんです。

友人に手伝ってもらい、彼から逃げました。

そのタイミングで
膣ケアとセルフプレジャーの方法に
出会ったんです。

彼の生活に合わせていたし
彼の考えを自分の考えだと思い込んでいたので
もう何がしたいとか
何が食べたい、どこに行きたい

そんな自分の願望さえなくなていました。

だから、とにかく教えてもらった
膣ケアやセルフプレジャーをやろうと思って
毎晩やりました。

誰の目を気にすることなく
ただただ自分のカラダの感覚に集中しているうちに
自分の麻痺していた感覚が解けてって
ここが硬いんだ
とか
ここは心地良い
とか
わかるようになって

自分が何を好んで何を好まないか

これがわかるようになったんです。

そして気付けば
生理前のイライラも
生理痛も軽くなっていました。

でも、ひと月もケアをしていないので
これらの体感が

『たまたまかもしれない』

と思い
２〜３ヶ月続けたのですが
それでもイライラも生理痛も無くなったので
ブログに書き始めたんです。

パートナーとのこと
膣ケアのこと
セルフプレジャーのこと。

そしたらメールをいただくようになったんです。

私も同じような状況なので勇気出ました
とか
共感しました
とか
私も別れます
とか。

そういう内容のものが沢山。

それを見た時に

私の体験したことが
女性にとって、幸せになるきっかけになるかもしれない。

そう思ったんです。

それからなんです。

膣の筋肉の状態で
身体や心がしんどくなったり快適になったりすること
そして
女性がエッチでもいいことに対して

膣ケアやセルフプレジャーのことを
皆さんにお伝えするようになったり
デリケートゾーンのケア商品を販売したり
大人のおもちゃを販売するようになったのは。