自分軸の作り方[番外編]あの頃の自分に教えてあげたい、父と子の一コマ。
数日前のこと。
夕食後、長男は友達と電話してくる。と言ってフラッと15分ほど外に出た。
長男が家の前を少し歩きながら友達と電話で話していて、ふと目の前を見ると、変な格好でしゃがみ込んでいる不審な男がいたそうだ。
さらに良く見ると、その男は父親だった。
その日夫は用事があり、朝から午後8時ごろまで出掛けていた。生涯学習の一環で習い事に通っていて、いつも、その仲間と楽しい時間を過ごしてから帰宅する。
夫はものすごく目が良い。
学生時代は視力が2.0以上あったらしく、よく落としものを見つける。これまでに何度となく、身分証明書や小銭、ネックレスやピアスなどのアクセサリーを拾ったことがある。
夫は、自分の背後を確認して、
誰にも見られていないと思って、光るものを見つけて拾った所だったのだ。今回はキラキラのペンダントトップがついたネックレスだった。果たして金かプラチナか・・・目を凝らしていた。
顔を上げたら目の前に長男が立っていて、
お互い顔を見合わせて、「うぉっ⁉️」とびっくりしたようだ。
そんなわけで、ゲラゲラ笑いながら2人で帰宅してきた。
仲良くなったなあ。
3年前の自分に会えるなら、こんなふうに父と子が一緒に笑い合う日が来るんだよ、って教えてあげたい。
私も笑いながら、胸と目頭が熱くなった、
そんな、春のはじめのあたたかな夜だった。
ふたりの様子を落書きして、画像アップしてみました。
久しぶりに絵を描きました😅
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