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「アートと自然」から貰えるもの


ふらりと自然の中にある美術館に来ております。ひとりの内省にはぴったりです。
アート=人工物と、自然は、一見相反するようですが、起源は同じこと。すなわち人間と自然を重ねて、その境界線の分水嶺に立ち、自分と共に境界を広げていく内省にはもってこいです☕️

展示の挨拶文の1行にもハッとするものがあったり、展示自体のメッセージや余白も素晴らしく、今を生きる上で、たくさんのことを考える事ができました。

自然は、不確かで、孤独。
「不確かさ」や「孤立」を恐れる時代において、
不確かなものを無理に確かなものにしようとしたり、都合よく上書きしようとせず、
孤独自体に耐えきれずに、影響を与えようとしたり、募ったりせず。

曖昧さや変化の中に潜む力をあえて利用して前に向き、自分の足で進んでいくことが、人間らしく、自然らしい、在り方なのかもな、と感じたりしました☕️
不安は、未来を材料に自分が勝手に自家発電するだけのこと。自分さえ壊れていないならば、それらはそのままの「今」を正しく見つめ認めることで、なくして行けるわけです。

また、アートも自然も自分という人間も、目の前に在り、エネルギーを持っています。
いま「目の前」に在る物事が大切ですね。
未来も過去もどこぞの他人も何かの正しそうな知識も数字もそれらしき情報も科学も、「目の前」には、ありませんね。

だから、お店という「目の前に在る場所」は楽しく、希望があると思っています。

不安にならば、目の前を見る。
それができる「場所」に行く。

社会はどうあれ、素敵な場所であり続け、素敵な場所は、残さなきゃ☕️

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