講演(2)

8.ステップ

 壮大な事業構想なので、ステップを踏んで行動することにした。まずモデル事業体を起業してノウハウを蓄積しながら人脈作りをし、モデル事業体を軌道に乗せる。次に分野を広げ、子事業体を起業し各地に子事業体を起業し普及することで最終目的に寄与する。

 注目点はモデル事業体の起業から5年後に暖簾分け第1号が起業した。初年度から黒字で以来4年が経過した。このことの意義は大きく今後第2第3の子事業体が起業していく可能性があることになる。

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9.担い手

主体となる担い手は、定年前後の男性を想定した。

理由は自由時間、ビジネス能力、経済力があるのに活躍する場がない。社会から必要とされていないという疎外感が生まれる。側面支援として直観力、行動力、社会性に長けた主婦が手伝う。経験不足、経済力不足の若者を支えるという構図にした。

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10.工夫したこと

起業セミナーに参加して、事業構想を語った
試食を持って、人の集まる場所に出かけた
開業と同時にHPを作って、コンセプトや食材を伝えた
SNSを活用して、初対面の人との交流を図った
試行期間(デイサービスを間借りして週2営業を1年間)を設けた
小さく始めて、必要に応じて調理設備等を追加していった
あらかじめ決めごとをして、ぶれない様にした
助成金と借入はしない(依存を排し、本業に集中するため)
チラシや○○セールはしない
値上げと値引きはしない
無理しない(4営3休、11時オープン)
レシピの公開&厨房の無償提供(米粉を広げることが目的のため)
節目で応援者との感謝交流会を開催した


続く

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