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癒月物語 first story ”LAST MISSION:雁捕獲keyword『葵』”

癒月物語内
ゲーム攻略ヒント💡𓈒𓂂𓏸
・雁
・的
・弓矢
・碧の硝子ケース(提供:凛久)
・墨の粉が混ざった精製水(提供:凛久)
・”硝”の文字
・黒銀(クロガネ)のオイル砂時計(雁の部屋の机)
・葵ちゃん
・鍵(カードキー)(葵の所持品)
・燃える、鴉
・2つのピアス(提供:渚)
・両目用コンタクトレンズ(提供:渚)
・片目用の、専用コンタクトレンズ(提供:渚)

keyword:1
問_下記を全て組合せ、
この状況を解決に導く行動について、
最適な答を示せ。(複数回答可)

オイル砂時計・二重レンズ
2つのピアス・手書き文字

答_1
凛久から貰ったitemで手書き文字を壁に塗る。
雁からオイル砂時計を奪い、
壁に塗った文字に投げて火を起こし
雁の動きを封じる。

答_2
ピアス・レンズを組合せ、部屋の仕掛けを暴く。
二重レンズは右ピアス対策に使用。
ピアス効果を下げる専用レンズを
先に片目にはめてから
袋に入った右ピアスを追加する事で視界対策。 


専用レンズを付けないと
右ピアスを付けただけでは
約30秒もしないうちに
片側の視界がどんどん白黒に変わり、
5分もすれば、両目の視界が変わり
10分以上付けると、
ピアスを例え外したとしても
後遺症により、二度ともとの視界には
戻れなくなってしまう。

見えてしまう景色とは……
”白黒の背景と、
人の心の内を表すもう一つのその人の姿”

人は人のままになるか
動物のような姿になるか
それ以外か、まで
ハッキリと見えてしまう強い作用があった。
見たくないものまで、変化され見えてしまう。
人か、動物なら、まだいい。
それ以外、を見てしまうと
身体が勝手に反応し即座に気絶してしまう
そんな効果のあるピアス。
ちなみに、
渚は、渚のまま変化なし。
凛久は、顔付きは凛々しくなり
少し犬っぽいような、
仔犬の耳が生えた姿に映る。
葵は、白狐のような
耳、長い綺麗な尻尾を生やした
巫女の姿に映る。
雁は……?
レンズが、必要。それしか、言えない。
渚は”それ”含め雁の事を…よく知っている。
理由は、後日episodeへ。

葵が”雁と会う”と凛久から聞き、
葵の性格から
おそらく身体を犠牲にしてでも
装着し、雁と共倒れするのでは
という危険性を考えた。

渚が急遽渡した、
渚の開発で、ぼやかし効果を加える
専用コンタクトレンズをはめることで
どうにか それ以外を見た時でも
シルエットがあやふやすぎて何が見えてるのか
分からなくなる。だから、
身体への負担も緩和され、右ピアスを付けても
即時気絶する事は無くなる。
それでも、目では、ぼやけていても、
存在を認識している事は、変わらない。
自分の目では理解出来なくなっても
自分の身体は、その姿を見てるから。
身体の負担は、減った訳では無い。
専用レンズを付けてさえ、
一時間身体が持てば良いほうだった。
一時間、それを過ぎたら
例えレンズを付けてても、
身体の抵抗力が落ち過ぎて
どちらにしても手足が動かなくなり
そうしたら仕掛けが動かなくなっても
雁の目論見通りになってしまう。

渚は、葵にこの専用レンズを渡す時に言った。
「もし、これを付けなければいけない時
凛久や俺がいれば……出来れば俺達だけを、
見てて欲しい。それ以外は、見るな。
あいつは、雁は、特に。

……
せめてどうしても見なければいけない時は
直接ではなく、
視界の隅に入る程度にするように
……本当に注意してくれ。
葵、約束は…守ってくれよ。分かるよな」
「分かった」
葵は、そう言いながら、渚の顔を見る事無く
目を見開き、その専用レンズケースを握り締めた。

ドアは解放され、仲間の手により葵は救出された。

両目用コンタクトレンズは
万が一後遺症が出た場合に使用する
視界補助item。
実は雁と渚は、とある時期から
ずっとこれを使用している。

渚は危険物取扱者の資格保持者の為、
商品開発にあたり安全性を意識した製造法を守り
安全に使える品々になれるよう、
しっかりと規律を守り、itemを製造していた。
そして
雁は、独自開発のオリジナルレンズを
片目にはめている。
渚と違い、雁は独学による独自開発の為、
自分が作りたいように好きに作っていた。
配合や身体への影響を一切考慮せずに
ただ、作りたいものを作り上げた。
雁は、
自分の製品に欠陥があり、
それによる副作用が出始めていたが
それに気付いたのは
もう身体の状態が手遅れになってからだった。



keyword:2
問_鍵穴は、どこか。

答_ドアの一番深い刀傷の隙間

keyword:3
問_鍵を、どのように動かせば良いか。

答_突き刺す。

>>>>得られる効果
凛久・渚が葵を助けられる状況に持って行ける。
理由:凛久・渚の側からは
刀傷がドア裏側に刻まれている事を知らない為。

凛久・渚がその僅かな隙間を狙い
一気に蹴破り、ドアが開く。
そして、葵は助かる。


※葵に示されたgameは仕掛けが施されていた。
一番の問題は
ディーラーである雁が渡したルールブック。
ここには偽の情報、提示条件自体が間違ってる
物が含まれていた。

雁と葵の最終一騎打ち。
何でもないよくあるオフィスビルの一室。
閉ざされた部屋でのフロアタイルボードゲーム。
葵は気付く事が出来るのか?

雁は、葵が気に入っていた。
雁は残りの寿命が僅かだったため、
葵と共に終わりを迎えるつもりだった。

床は一定の条件下で動くと
捕らえられ身体が動かなくなる仕掛けが
施されていた。
元々は防犯用で改造された
雁社長のオフィス用のプライベート空間。

捕らえられたら、一巻の終わり。
葵は、雁を睨みつけた。
一生この部屋から出られなくなる前に
ドアから、出る。
雁が唯一”出口はあそこだよ”と
葵にニヤリと伝えたその出口の扉は
固く封鎖されており、鍵穴も…塞がれていた。
何度も切り刻まれたような複数の跡が残る
古びた刀跡が…ドアに刻まれていた。
おそらく私以外にも…いたのだろう。
過去、この部屋に。

オフィスビルと廊下を繋ぐ窓は
特別性のマジックミラーになっており、
葵からはなにも見えない。
見えるのは、廊下にいる
凛久と渚だけ。
そして彼ら二人が見えるのは
葵と雁の様子だけでなく
仕掛けられた罠も全部……
それは残酷なまでにハッキリと、
ただただ分かりやすく
マジックミラー越しに見えるようになっていた。
それは光で照らされると初めて見えてくる
専用の糸のような、ものだった。
本当の様子が分かるのは、
この場では凛久、渚、そして
雁独自開発の
専用透明コンタクトレンズを付けた雁の、3人。
仕掛けを知らないのは、葵ただ一人。
葵に見える物は、ごく普通の休憩用の
プライベートワンルーム。
目の前にいる雁に近付くのは
至難の業だった。
手の届く距離にいるにも関わらず、
あと1歩でも動いたら、仕掛けが動く。
しかし、ここに留まると、また仕掛けが動く。

どこかおかしい。
その、感覚だけが、葵の武器。
いや、違う。
渚から貰ったitem
凛久から貰ったitem
それが、葵にはある。

葵の、選択肢とは。


本来のゴールとしては
カードキーとなる鍵を
ドアの切傷の隙間に剣として突き刺すか
ドアの切傷の隙間に弓矢のように突き刺す
=脱出成功、ゲームクリアとなる😊🎉👏

ゆったりとした椅子に座りながら
余裕のある笑みを浮かべて雁はこちらを覗く。
雁はどちらにしても
今日が命日だと医者から言われていたのだ。

鍵を使用可能にする為に
左手を負傷する葵を見て
雁は嬉しそうに高笑いをする
手を叩きながらこちらを見て爆笑する雁

しかし、勝つのは葵だった。

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