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【薬膳食材】夏の美白ケア「ナス」

こんにちは☺国際中医薬膳師×管理栄養士の相川朋世です🍀

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【食を通してたくさんの人を笑顔に】をモットーに、食事でココロとカラダを整えて毎日を“ごきげん”に過ごせるお手伝いをします。

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「秋ナスは嫁に食わすな」有名な言葉ですね。

実は、身体を思いやる考えと意地悪な考えがあるんです。

〈諸説ある「秋ナスは嫁に食わすな」〉

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■ナスは美味しい。もったいないから嫁には食わすな。

こちらは意地悪な考え方のほう。旬を迎えた美味しい秋ナスを嫁にあげるのはもったいない!という考え方。

んー、嫁姑、仲良くいってないのかしら?笑

■なすは身体を冷やすから食べないほうがいいよ。

こちらは身体を思いやった考え方。女性は特に身体が冷えやすい性質を持っているので、嫁が元気でいてほしいために、身体を冷やすなすはあんまり食べないほうがいいよ~って思いやってくれている言葉。

〈ナスは身体を冷やす性質が本当にある?〉

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*五味:甘 *寒熱の性質:涼 *帰経:脾・胃・大腸 
*効能:清熱・利水・活血・健脾・和胃

ありましたね、寒熱の性質は「涼」になっています!効能にも「清熱」がか言っています。

薬膳においてナスは、身体の余分な熱をとり、むくみなどの水分代謝に関わり、血の巡りをよくする働きがあります。また、胃腸の調子を整える働きがあります。

栄養学的にみると、紫色の色素である「ナスニン」は活性酸素の働きを抑え、がんを予防するといわれています。また、コレステロールを抑え、動脈硬化を防ぐ働きがあります。

〈夏の美白ケアにナスがオススメ〉

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効能にある「活血」というのは、血の巡りをよくすることを言います。

☑慢性的な肩こりや頭痛がある ☑クマやクスミ・そばかす、シミがなかなかとれない ☑生理痛が重く、経血にレバー状の塊がある 

このような症状に悩んでいる方は「瘀血(オケツ)」かもしれません。

「瘀血」というのは、血の流れが悪くなっていて、ドロドロとしているイメージです。特に女性で特徴的なのは、経血にレバー状の塊があること。意外と普通と思っている人も多いですが、正常の経血は鮮血で、ドロドロもサラッともしていません。

夏の紫外線、気を付けていても、できてしまったシミってなかなか取れませんよね。そんなときのレスキュー食材が「ナス」です。ナスは熱くなった身体を冷やしてくれるし、シミやそばかすの原因である血の巡りの悪さを改善してくれます。

≪「活血」の働きがある食材≫ ナス・玉ねぎ・にら・ネギ・ショウガ・小松菜・きくらげ・青梗菜・黒豆・小豆・イワシ・サバ・アジ・サンマ・桃・さくらんぼ・メロン・酢・黒糖・フェンネル・紅花・ローズ 

【ナスの白いマーボ豆腐】

こちらは〇美屋のレトルト使用のレシピ(笑)

レトルトでも、表記通りに作らないで、自分に合った薬膳にすることができますよ!

*〇美屋麻婆豆腐 鶏塩味…1袋 *牛ひき肉…100g *豆腐…150g(半丁) *ナス…1本 *青梗菜…1束

挽肉は入ってますが、少ないので追加します。血を補いたいときは牛潤いは豚元気をチャージしたければ鶏と、アレンジ可能です◎

★身体の熱をとる…豆腐・ナス ★血の巡りをよくする…ナス・青梗菜

こんな感じです!

<問い合わせ>
Mail:cafe_meguri_ai@yahoo.co.jp

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国際中医薬膳師×管理栄養士 相川朋世

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