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飲食店経営における100という数字

4年で600万貯めた!?ところであんた何歳よ?新卒?もちろん違います。貯めた期間は35歳~39歳の間のことです。
大学卒業後10年以上ずっとフリーター(塾講師)でした。それまでの貯金はゼロ。34歳になってから初めて就職というものをしました。ある意味「新卒」です(笑)。このへんの経緯を話すと本筋からの果てしないスピンオフ&書くほうも読むほうもめんどくさいのでやめますが、とにかく貯金期間は30代半ばスタートということです(ちなみに退職金ゼロでした)。これを読んでいるまだ20代くらいの人は、「きっと給料良かったんだろう、こっちはまだまだ薄給だし」って思っているかもしれませんが、私の基本給聞いたらきっと驚愕のち安堵感がおとずれることは確実ですが低収入自慢してる場合ではないのと、実情としては「出来高、歩合」部分で、そうは真似出来ないことをやったともいえますがこれまたそういう自慢する場でもないんで、他の人の話をします。

当時まだ20代だった女性の話です。

彼女はバイト生活のみならず夜は並行して起業の学校のようなところにも身銭を切って通い、その中で2年で400万貯め、高円寺に小さいながらもとても綺麗なケーキ屋を開きました。(その後ご結婚のち寿退社ならぬ寿閉店。アッパレでした)。はい開業もその後の運営もたった一人で、です。

この彼女の例に照らしても未だ「今のオレ(ワタシ)じゃ無理かも・・・」と思える人は、「いろんな意味で」確かに難しいかもしれません。

でも、無理、厳しい、で終わるなら話も終わるわけで、ここを読む意味すらないので、ここでは「わかったまずお金を貯めよう」と決めた人に向けてだけ話を進めます。

第一話「しのごの言わずに金を貯めようで「ひとりでやるお店の場合、10坪~20坪の間のスケールが望ましく、開業にあたっては1坪あたり100万円かかり、つまり1,000万~2,000万かかる」という話をしました。この金額は店の内装から物件取得から当面の運転資金もろもろ全てひっくるめた合計です。

「そんなにかかるの?」という人の他に、実際に店舗運営をしてる人や工務店等の関係者及び謎のカフェプランナーとか呼ばれる人の中には、「そんなにかかんない。わかってないね。オレに任せろ」みたいな人も必ず出てきますが、出てってください(笑)。「居抜きならそんなにかからない」→設備等そのまま活かせる利点はもちろんあるが、既にかなり消耗し実はかなり近い将来修繕が必要になったり、前の店舗と今度自分がやろうとしている店舗の内部オペレーションの勝手が違い、非効率も甚だしいだけじゃなくストレスも蓄積して夜の呑み代が増える・・・話の脱線はここらで食い止めますが、

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