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​理想の店舗スケールはズバリ12~15坪です

さて、もう耳にタコが出来るほど聞かされることになるここでの「必ず失敗するメソッド」の中に「大箱ではやるな」「でも小さすぎる箱でもやるな」というのがあります。

特に「大箱」という選択肢はそもそも家賃が高いでしょうし元々あまり考えにはないかもしれませんので、ここの会員さんの店舗は「小さすぎる箱」の心配をしたほうがよくて、さらに最も重要なのは「限られたスペースの中でいかに座席を確保するか」ということであります。


くれぐれもこの件からは目をそらさずにしっかり向き合ってくださいね。


まず、私がよく推奨しているワンオペのカフェの理想のスケールは「10~15坪」で席数は坪数の倍、つまり「20~30席」ということを今一度踏まえてみてください。

ちなみにこれは家賃が坪1万円~1万5千円、つまり10坪なら10万円~15万円くらいまでの家賃での話で進めていますので、これより安く済む場合であれば(例えば地方や郊外など)この限りではなく特にもっと大きめな店舗でもよいです。


ただしワンオペの場合はやはり席数をあまり多くとるとオペレーションがショートし顧客満足度も低下するため席数もせいぜい30くらいにとどめ、それで広い空間が確保出来ればそれはそれに越したことは有りません。

ここではあくまでも「坪数と家賃と座席のギリギリのせめぎ合い」のスケールの店舗を想定して話を進めます。


これは売上目標の話にも密接に繋がってくるのですが、とにかくまず20席は確保したいという話もいつかしたかと思います。

20席で単価が800円で1.5回転(※ちなみに月平均で1.5回転はワンオペ個人店であればかなり優秀なほうです)してはじめて月商60万(25日営業)に到達するのです。

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