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ただしレジェンドは除く

以前ここで「カフェという業態はQSCのうちどれか1つや2つが100点でもダメで、全てが80点以上必要というイメージでいてください。」として、それに該当しないお店が9割あって、そういうお店が潰れていく、みたいなことを書きましたが、その際に「あれ?でもあのお店やあのお店、明らかに80点いってない(特にSとC)けどしっかり10年以上続いてるぞ」と、そんなお店を思い浮かべる人いると思います。

でもその店は、10年どころじゃなく、30年、40年以上のもはや老舗の部類に入りませんか?

つまり、前回言い忘れたことは、「ただしレジェンドは除く」です。

これから歌手としてデビューしようと考えている人が、大ベテランの重鎮を引き合いに出して、「あの人は音域が2オクターブもないんだから」とか思いませんよね(笑)?それはそれ、これはこれ、です。

さて、それから「大手チェーン店とQSCの三つだけ比べても劣っているお店が多い」という話もしましたが、これがもしも大手チェーン店と個人店が全く同点、同率ポイントだった場合、どうなると思いますか?一昔前までは同点の場合、それでもチェーン店が勝っていました。大きな会社への信頼性や安心感という意味があったのでしょう。ところが現在では状況も変わってきており、安価ではあるが劣悪な原料への不信感や企業としての倫理観の問題等、チェーン店はむしろ敬遠されている傾向すらあります。

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