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「『がんばるタイム』の発動」

今回の話は既に開業された人に関係する話ではありますがこれから開業される方もぜひ今のうちに頭の中に入れておいてほしい話なので覚えておいてください。
というよりもしかしたら現在サラリーマンとして働いている人の仕事にも非常に活かせる話であるとも思います。
吉越 浩一郎さんという人がいます。
彼はトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社元代表取締役社長で「平成の名経営者100人」に選出されたこともあります。
18年連続で増収増益を達成したという揺るぎない結果はどう考えてもこの社長によるところが大きく、私は彼の「2分以内で仕事は決断しなさい」という書籍を読んでいろいろと腑に落ちまくりでした。
中でも彼が社内に取り入れた「がんばるタイム」という時間がありまして、「がんばるタイム」とは・・・
★午後12時半~14時半までの二時間は私語禁止、電話も禁止、オフィス内を歩きまわるのも禁止(コピーやトイレ等の例外は有り)
という時間帯のことであり、その間に超集中して仕事をするというものです。
「人間が本当に集中できる時間は15分くらい」であるとか「全力ダッシュが出来る短距離の限界は200mだ」とかいろんな説がある中、「労働時間8時間ですべき業務は本当に真剣にやれば実は2時間あれば出来る」という話も聞いたことがありますし、体感的にもなんとなく理解は出来ます。
トリンプという会社は何もこの「がんばるタイム」の二時間であがっていいというわけではなく(笑)もちろんその前後にも勤務はあるのですが、一日の中にこの「超集中労働時間」があることで「午前中にこの件は必ずアポをとって・・・」などの工夫も生まれ日々の仕事が効率的に進んでいるのだと思います(※ちなみに昨今ほど世の中がうるさくない時代からこの会社は残業禁止です)。
さて、今回のこの「がんばるタイム」の話は既に開業された人にこそ重要な話であると最初に述べました。
それがどういうことか?これからお話します。

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