見出し画像

年末年始の仕入れにはいくら注意してもし過ぎることはない

(この記事は2021年12月に投稿されたものを再投稿しています。)

今回が2021の指南書最終稿です。 

去年の最終稿は今も思い出せるほどに思い入れあるものだったと言えるので、例えばカフェラボに入ってまだ1年経っていない人で去年の最終号をお読みでない方などにはぜひとも一読願いたいと思う去年の最終号がこちらになります
→ ​「大儲けはしない(出来ない)が、黒字で長く続けるお店づくり」のために


 さて、今回も常々とても強く思っていることで絶対に皆さんにお伝えしておきたいことがあるのでそれにしようかと思ったのですが、時節柄どうしてもこっちを早く伝えなきゃという事項がありましたので、本年の最終号はタイムリーなほうを投稿し、メチャクチャ強く思っている超重要事項に関しては新年1発目にしたいと思います。 

え?なぜ引っ張る!?いやいや単に来週に出ますのでほんの1週間ほどお待ちいただくのと何より今回の話も絶対に押さえておくべき必須事項なのでよろしくお願いします。 

さて、そんなわけで今回の話ですが、それは「年末年始の仕入れ」についてであります。

 まずはじめに、皆さんはカフェの最繁忙月はいつかわかりますか? なんとなく12月のような気がしませんか?

 正解です。 

理由もたぶん正解で、クリスマスでムーディーな気分に浸りたいカップルや年の瀬で師匠も走るほどにバタバタしてるし、買い物も多くなるし、大掃除して一息つくためにコーヒー飲みに行こうってなるし・・・
はい、つまりはいつも言うようにカフェというものは「人が動く日が混む日」なので、その要素が最も敷き詰まっている月が他でもない12月だからです。

 そして、これはカフェや飲食店全般に限った話ではなく、年末は誰もかれもが忙しいのはなぜでしょう? 

それはとりもなおさず「年末年始の休みがあるから」であります。 それぞれの仕事のそれぞれの業務が半ば強制的にストップせざるを得ないため、休みになる分の仕事を前倒しでやらなければならない局面が多くなるからだけだったりします。 

本当になんでもいいのですが、仮に私の前職(学習塾の運営)を例にしますと、塾の授業には月に4週というカリキュラムで進行しているため、年末年始を休講すると単にその分どこかで振替授業を行わなければならないのです。

 つまりその分の時間割や講師手配とシフト調整及びそれらの伝達等全てを結局「休むために」高密度で行なっていることになるという、まぁそれだけの話なんですね。

 さて、本日の本題にまいります。

ここから先は

2,273字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?