見出し画像

#60 雇用主、知らないこといっぱい

あまり知られてませんが、この時期、労働保険料の計算、超めんどくさいー。

前日、人を雇ったので、労働基準監督署へ行ったという話を書きました。
(お時間ある方はあわせて読んでみてね)
↓↓↓


人を雇うと、私のような事業主が、労働局に必ず払わなければならないお金ですね。

・労災保険
・雇用保険

などがそれに当たります。

これが、労働保険料の場合はなぜか、前年の一年間の収入を計算して申告する「確定申告」と真逆で、前払いなんです。
概算保険料を計算して支払う。
労働時間=給与に一定の比率を掛けて算出します。

なぜ前払いなのかは謎ですが、そうなるとその後の実際の労働時間と相違があった場合、支払った金額の過不足が出ますよね。

なぜなら、予想の労働時間と実際の働いた時間の相違は、途中で人が辞めたり、忙しくて仕事が増えたり、逆に減ったりで、絶対出ますからね。

その過不足分をそのまた次年度の概算で出した支払いに当てたり、あまりに額が大きい場合は請求したります。
すげー、めんどくさいじゃん(笑)

本当にこれがベストなのかなぁ。いやベストだから何十年もこれでやってきているのだろう。


あと、労働保険料の計算をしていく上で知ったのが、この労働保険料から日本全国、すべての事業主が引かれている(=支払っている)一般拠出金というのがあって。
それが、石綿健康被害救済のための一般拠出金、というやつ。
車屋でもスーパーでも、米屋でも美容室でも、人を雇っていたら、絶対引かれている。

一般拠出金とは、石綿健康被害救済法に基づき、被害者の救済費用に充てるために事業主から徴収する拠出金。従業員の負担はなく、全額が事業主負担。

知らなかったー。(詳しくは下記を)


CAFE Kiitos official website. https://www.cafekiitos.net/