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#42 キートスラジオ vol.8 - 画家 金澤裕子編 全文字起こし

【全文字起こし】

序章

キートスラジオ vol.8
〇収録日:2021年12月17日15時〜(ライブ配信)
〇ゲスト:画家 金澤裕子さん
〇聞き手:CAFE Kiitos店主

キートスラジオは、CAFE Kiitos(カフェ キートス)がお送りするラジオ番組。毎回、気になる方をお呼びして楽しい話を伺うというコンセプトの見えるラジオです。今回は初のインスタライブ方式での配信。

キートスラジオ、8人目のゲストは画家 金澤 裕子(かなざわ ゆうこ)さん。

12月から始まったCAFE Kiitos店内の一角で企画された下記の企画展「PEACE」に合わせてインタビューを行った。


━━━━━━━━━━━━
[企画展]
PEACE-金澤裕子の小さな展覧会-
[会期]
2021.12.2(木)-2022.1.30(日)
※カフェの営業時間に準ずる
[会場]
CAFE Kiitos
━━━━━━━━━━━━

*******************


【※0:00~01:28まで、マイクの調整中】

店主:あ、こんにちは。

金澤:こんにちはー。

店主:聞こえますかー?

金澤:聞こえてまーす。

店主:声聞こえてますか?

金澤:はーい。

店主:声聞こえてます?

金澤:聞こえてまーす。

店主:聞こえてます?金澤さんの声が…聞こえないなあ。

金澤:聞こえてない!

店主:なんか喋ってください。

金澤:あ、あ、あ…

店主:あれ??

金澤:あれーもしもーし。

店主:金澤さんの声が、なんか私の方に聞こえてないな…ちょっと待ってください。

金澤:あれ??

店主:これ、ちょっと待ってください…聞こえます?

金澤:聞こえてます。あれ?

店主:あ、わかった。多分、ちょっと今日マイクをつけようと思ったんですけど、それだと多分、声も聞こえないんだな。

金澤:あーそういうこと

店主:なのでマイクを取って、いきましょう

金澤:皆さんは聞こえてるのかな

店主:皆さん聞こえてますかね?(インスタのコメントを見てます)
あ、笑いーとさん、視聴始めましたね。なんかコメントしてくださーい、皆さん(笑)。(視聴している方に呼び掛けてます)聞こえてますかね。音声、映像、ちゃんといってますか?

店主:大丈夫そうですね。はい。

金澤:はい。

両者:((笑))

金澤:OKです。

【01:29ごろ~】

店主:じゃあ先週(先週10分くらいの短いテスト配信をしました)に引き続き、ちょっと、インタビューを、ちょっとやらさせていただきましょう!いいですか?

金澤:はい、よろしくお願いしまーす!

店主:よろしくお願いします!

【01:41ごろ~ キートスラジオについて】

店主:えーっとですね、今日は「キートスラジオ」という、実は。毎回気になる方をお呼びして、楽しい話を伺う、っていう。CAFE Kiitosが2016年ぐらいからやってる、「キートスラジオ」っていう番組が、ありまして。

金澤:おわ…長い…

店主:はい。8人目のゲストです。金澤さん。(笑)

金澤:わー8人目!(笑)

店主:で、現在ですね、CAFE Kiitos店内で、12月2日から1月30日まで画家の金澤裕子さんによる「PEACE」っていう企画展が行われております。で、それを記念して、今日はご本人の金澤裕子さんに私が色々インタビューしたいと思います。よろしくお願いします!

金澤:お願いしまーす。

【02:40ごろ~ 金澤さんの自己紹介・公式プロフィールの紹介】

店主:じゃあ…あ、「聞こえてます」ありがとうございます。ゆ…ユウジさん?ですかね?(視聴している方のコメントを見て)じゃあ金澤さん、一応自己紹介をお願いします。

金澤:はい。私アーティストの…画家の金澤裕子と申します。福島県いわき市勿来町出身で、今は東京に住んでいるんですけど、いわきで今回のKiitosさんの展示もそうですし、各所で展示などもさせていただいたり、あとは先日アリオスで子供向けのクリスマスオーナメント作りのワークショップやらせてもらったりとか、そういった活動をさせていただいております。はい、よろしくお願いします。

店主:まあちょっと、お茶でも飲みながら、見てる皆さんもお茶とか用意して、ゆっくりご覧ください(笑)
われわれもね、ちょっと休み休み、やりましょう。ゆるい感じで。

金澤:はい(笑)

店主:じゃあ、金澤さんの一応プロフィール、公式プロフィールを私から。さっきちょっとね、自己紹介もしていただいたんですけど。ちょっと再度、読ませていただきます。

金澤:(大きくうなずく)

店主:画家、金澤裕子さん。福島県いわき市勿来町のご出身。で、筑波大学芸術専門学群総合造形専攻というところを卒業されて、2013年ごろから、ですかね、作品を展示に出されて、「空と鳥」をメインに、故郷の福島の風景などを描いてらっしゃいます。目に見える風景に、金澤さんが心に描く理想世界や、愛や希望や情熱を織り交ぜて描いてらっしゃるということです。

金澤:はい、そうです。

【04:30~ 質問①いつから絵を?子どもの頃は?】

店主:じゃあですね、ちょっと早速、質問事項をちょっといくつか用意したので、聞いていきたいと思うんですが。

金澤:はい。

店主:フリップを書きました。(フリップを見せる)

金澤:おっ!

店主:いつから絵を描いていたのでしょう?あと、子どものころは絵は得意だったんですかね?

金澤:はい。えー、子供のころから絵を描くことは好きで、多分得意な方ではあったと思うんですけど、小学校~高校時代は漫画やアニメ、ゲームにハマって同人誌を描いたりとか、オタク活動にすごい没頭しておりました。で、その流れで、大学で現代美術を学んでいたんですけども、それほど、こう美術に対する情熱もなくて。

大学卒業後まずは、新しい事に何か挑戦したいなと思って、自分の視野を広げて自分磨きをできるかなと思った職業、結構技術職で理系だったんですけど、そういう職業に就いて、絵を描くことはしばらくなかったんですが。そのあとにまた再び絵を描くようになりました。

店主:2013年ごろから描き始めた、と。

金澤:はい。そうですね。はい。

店主:最初ほんとに普通に、一般職で働いたっていう感じなんですね。

金澤:あ、はいそうなんですよ。

店主:で大学で、現代美術っていう…あ!その前にちょっと気になった…オタク活動に没頭していたっていう(笑)

金澤:(笑)はい、オタクでした(笑)

店主:意外な一面が。

金澤:ええー、そうですか、意外ですか。

店主:はい。あんな素敵な絵を描くのに…オタクとは……

金澤:いやーはい、今はもうそんな片りんもちょっと、だいぶ消えてしまったんですけど。

店主:消えちゃったんですね。

金澤:はい、昔はすごい、めっちゃオタクで、がりがりに漫画とかイラストとか(笑)

店主:えーー

金澤:そういうものを描いてましたね。

店主:あ、そうですか。で、現代美術を勉強されて、っていうことだったんですけど。

金澤:はい。

店主:現代美術って、私も実はあの、芸術論とかをちょっと大学で授業取ったり

金澤:えっ!

店主:してたんで、

金澤:はい!

店主:現代美術とかちょっと好きで、

金澤:えー!

店主:はい。ご存じない方のために言うと、例えば、20世紀後半くらいの芸術、ですよね。

金澤:うんうん。そうですね。

店主:なんか、アンディ・ウォーホルとか、そんな

金澤:あー、はいはい

店主:わかりやすいところで言うとですね、Tシャツとかにもなってますからね。

金澤:うんうん。

店主:で私はほんと描く方じゃなくて、論ですから、芸術論の方(笑)
金澤さんご存じかな、グリーンバーグとか、クレメント・グリーンバーグとか。なんか芸術を論じる、芸術論を勉強すると1ページ目に出てくる人、みたいな(笑)

金澤:えー!私、学んだはずなのに知らないという(笑)

店主:そうですか(笑)

金澤:変だな(笑)

店主:多分方向性が違ったりしたんでしょうね。私は現代美術っていうのをちょっと、好きで見たり、あと美術館に足運んだりというのはよくしてました。

金澤:へえー、なるほど、その流れで、明和電機もお好きということで。

店主:あ、はい(笑) あの今「明和電機」っていう言葉が出ましたけど、

金澤:(笑)

店主:さっきあの、金澤さんが卒業されたね大学が専攻、総合芸術専攻まで一緒っていう。

金澤:あ、はいそうです。もう、専攻も一緒の先輩ですね。

店主:直属の先輩なんですよね。たまたま。

金澤:はい、そうなんです。

店主:そうなんです。で、金澤さんから「展示させてください」みたいなメールをいただいたときに、プロフィールが…私、全然金澤さんを、ちょっと存じ上げなくて。プロフィールが書いてあって、「なんか聞いたことある学部だな」って、ちょっと思って(笑)。これは私が大好きな明和電機さんと同じじゃないかってことで。

金澤:(笑)

店主:ぜひぜひ、あの、展示してください!ってなったというね。

金澤:おー、すごい、先輩の七光りを受けまして(笑)こういうつながりが。

店主:いやいやでも金澤さんのほんと作品もいい!と思ったので、やってください!と。

金澤:ありがとうございます!

店主:こちらからオファーさせていただきました。

金澤:ありがとうございます。

店主:いえいえ。

【09:28ごろ~ 質問②画家になった理由は?なぜ絵を描く?】

店主:じゃあ次へちょっと、行きまして。

金澤:はい

店主:次の質問なんですが、

金澤:はい。

店主:一般職に就職されて、で突然そのちょっと描き始めよう、と思ったってことなんですけど、(フリップを出して)ちょっとその、画家になった理由というか、なぜこう、じゃあ絵を描こうと思ったのか、ってところを教えてください。

金澤:はい。えーと、一つの大きなきっかけになったのが、やっぱり10年前の東日本大震災で、被災した故郷のために何かしたいなという思いがその時に芽生えたというのが一つ大きなきっかけです。
当時茨城県にいて働いていたんですけど、そこからちょっと自分の方向性?みたいなものをちょっと考え始めたところでもあります。
一方で、自分自身を見たときに元々結構ネガティブな考えに縛られてすごい生きづらさを感じているタイプだったんですね。
なんですけど、大学時代に恩師に出会って、恩師の愛情と人生観を変える言葉をたくさんこう、受け取るようになって、考えと生き方が結構豊かに変わったなっていう実感を持つようになりました。
その過程を経て、周りの状況がいかに良くても悪くても、結局自分の幸せを左右するのは結局は自分の考えなんだなあということを実感しました。
そのように学んだものと私自身の変化という財産を得たので、かつて自分がそうであったように何か生きづらさを感じてる人であったり、生活の中でいろんな困難に遭って生きづらく感じる人の問題を解くヒントになったりとか、あとは力になれるようなことを何か発信できたらいいなと思うようになりました。

店主:はい。なんかじゃあ、かつて自分が…あ、はい、どうぞ。

金澤:あ!あー…ほぼほぼ、そんな感じです(笑)

店主:そんな感じで(笑)そうですか、かつて自分がこう生きづらさとかを感じていたから、こう同じように思う人のために発信したい、という気持ちがあったってことですね。

金澤:そうですね。はい。

店主:私はなんかまだ人のためにというのがあんまりなくて、こう自分のことで精一杯(笑)

金澤:(笑)

店主:みたいなところがあるので、もう全然違うなって(笑)思いましたね。

金澤:えっ!?(笑)

店主:結果人のためにね、なれば御の字みたいな。

金澤:うーん。(深い頷き)

店主:で、なんかそこは自分と違うところだなと。はい、感じます。

金澤:あ~

店主:だからこう…金澤さんの絵から人がパワーをもらったりとか、するのかもしれない、ですよね。

金澤:そうだったらうれしいですね。

店主:(笑)

【12:23ごろ~ 質問③影響を受けた画家・作品は?】

店主:じゃあ、ちょっと次はまた、もう少し画家の部分に迫ってですね…

金澤:はい。

店主:じゃあ…(フリップを見せる)
影響を受けた画家とかですね、4年間勉強されたと思うので、画家とか作家さんとか教えていただければ。

金澤:はい。影響…いろんな画家さんから影響は受けてると思うんですけど特に私がすごく好きで、よく、絵を描く時に参考にさせていただいたりしているのが磯野宏夫(いそのひろお)さんという方で。(画集の表紙を見せる)あの…これ見えるかな。

店主:磯野宏夫さん。

金澤:はい。こういう、森をですね、ずっと描き続けている方で。あの、アマゾンの森をすごく愛していて、どんどん環境破壊で失われていくアマゾンの森を守りたい思いでずっと描き続けている…いた、方です。

店主:すごい緻密な絵ですね。

金澤:そうなんです。見えるかな…(画集を開いて見せる)。

店主:はい、見えます見えます。

金澤:でここの…もう多分日本では見れないようなものすごい、こう…雄大な木とか森とか、を描いてらっしゃるんですけど、なんかこう、描いてるものはめっちゃ雄大なんですけど、細かく見るとすごく緻密に描かれてて、この、点描って言って、ほんとに筆のタッチ一つ一つを残しながら描いてて、ちょっと見えるかわかんないんですけど。
磯野宏夫さんで調べていただいたら、ぜひ。あの、見ていただけたら嬉しいなという。すごい素敵な作家さんです。

店主:あー。磯野宏夫さん、ですね。ちょっと気になった方は、検索してみていただいて。すごい素敵な絵ですね!見えましたか?ちゃんと。

金澤:見えましたか?(裏表紙をを見せる)

店主:はい!素敵ですね。存じ上げなかった。

金澤:はい、めっちゃ。素敵な作家さんです。

店主:もう一人くらい。もう一人くらいいらっしゃいますか?

金澤:はい、あと、あの、オディロン・ルドンっていって、まあこの方はすごい有名な画家さんで(画集の表紙を見せる)。
あの…一番有名なのが(画集を開く)あの「グランブーケ」っていう、(画集の絵を見せる)

店主:わあ。

金澤:この絵、が一番有名なんですけど、三菱一号館美術館で所蔵してて、好きで私も美術館行って見たりとかもするんですけど、すごくこの色彩がものすごい豊かなのと、私に絶対に描けないこの筆致。

店主:(笑)えー!

金澤:ただただ好きっていう感じの作家さん。

店主:オディロン・ルドンさん。

金澤:ルドン。はい。

店主:ルドンさん。

金澤:ルドンさん。

店主:なんか私の認識だと、なんか抽象主義の作家さんみたいな。

金澤:あー抽象…抽象も描かれてたんかな…あんまり…

店主:でもなんかすごく、綺麗な。

金澤:ああ、あと多分教科書とかによく載ってるのは…この…(画集の絵を見せる)この絵かな…

店主:へえー。

金澤:はい、こんな絵を描かれてたり。

店主:でもなんかすごく、あたたかみのある…感じですね。

金澤:そうですね。うんうん。多分私の…

店主:金澤さんが影響を受けた…

金澤:はい、結構色彩が、はい、ほんとにはっきりしていて、豊かで。なんかそれがすごく、私に影響を与えたなという感じがします。

店主:へえ、三菱美術館で、見れたり?

金澤:あそうですね、常設じゃないんですけど、わりと全国いろんなところで展示をやってます。

店主:オディロン・ルドンさんですね。

金澤:ルドン、はい(画集の表紙を見せながら)、

店主:皆さんもちょっと、時間あったら検索でもしてみていただければ、と思います。

金澤:はい、ぜひぜひ。

店主:ありがとうございます。

金澤:はい、ありがとうございます。

店主:全然あの、知れないので、普通に生活してたら。そういう人たちを。

金澤:おお

店主:教えていただいてありがとうございます(笑)

金澤:ああいえいえ(笑)


【16:52ごろ~ 質問④最近ハマっているものは?】

店主:で、じゃあですね、次が、次の質問をですね…
じゃあちょっと、今度は画家から離れて、ちょっとパーソナルなことをちょっと聞いてみようかなと思います。
えーと、じゃあ、

金澤:はい。

店主:(フリップを見せる)最近、ハマっているものがあったら教えてください(笑)

金澤:(笑) ハマっているもの、最近ハマっているものは、えーっと、これがいいかな(マグカップを見せる)

店主:あ、用意してくれてた(笑)

金澤:ミッフィー

店主:ミッフィーちゃん

金澤:ミッフィーです

店主:はい、

金澤:はい、あのー結構インスタでミッフィーグッズとかいうと、あとこういうのとか持ってるんですけど(お茶碗を見せる)

店主:はい、あーかわいい

金澤:かわいいですよね(笑)
これローソンの…あれですけど、あのミッフィーグッズをインスタでひたすら検索して、ひたすら見続けると、こう、心が癒されるっていう
(つまようじの入れ物を見せる)

店主:あははは(笑)あ、いっぱい持ってる(笑)

金澤:(笑)つまようじ

店主:はい

金澤:はい

店主:かわいいですね、私も

金澤:でもそんなにこう…はい、

店主:私も好きです、ミッフィーちゃん

金澤:あーほんとですか!!嬉しい!

店主:はい、なんかあのー、すごいシンプルなのに、なんかあそこまでかわいくできるっていうのが、すごいなって思って

金澤:うんうん、そうですよね

店主:線とか、少ないのに、さっきのマグカップとかもね、そうですけど。なんかボウル、さっきの黄色いボウルもね、そうですけど、線とか少ないのにかわいいって思わせるって、ちょっとすごいですよね。

金澤:いやーほんとですよ。ブルーナほんとに天才ですよね。

店主:あ、そうですよね。あ、画家として言ってますか?

金澤:あっ画家としてもはい、あの大好きで、展示とかも行きますやっぱり。

店主:あーそうですか

金澤:はい

店主:わかりました。金澤さんが最近ハマってるものは、ミッフィー、ミッフィーちゃん、

金澤:ミッフィーでした。

店主:ということでした。はい、ありがとうございます。

金澤:はい(もう一度マグカップを見せる)

【18:59ごろ~ 企画展「PEACE」について】

店主:じゃあですね、じゃあちょっと今回の、「PEACE」展について、ちょっと迫っていきたいんですけど。

金澤:はい

店主:軽く説明すると、CAFE Kiitosの店内で、店内の一角でですね、12月2日から1月30日まで、金澤さんの作品とかをちょっと置いてます。
で、企画展「PEACE」っていうもので、ちょっとね、圧倒される原画を始めとして、金澤さんが故郷いわきの風景とかをそれぞれ、12か月描いた2022年のカレンダーとか、グッズなんかもあります。
あとは画集とかもあったり、あと飾って置けるポストカードとか、スクエアカードなんかもありますんで、カフェの営業時間中でしたらね、自由に見ていただけますんで、ぜひ期間中足をお運びいただけたらと思います。

金澤:ぜひぜひ

店主:はい。で今回の企画展で、タイトルが「PEACE」って、金澤さんが決めていただいたんですけど、つまり「平和」っていう意味ですね

金澤:はい。

店主:「PEACE」っていうのをテーマに、いわき七浜(ななはま)の、いわきの七つの浜で、浜辺ですね、をモチーフに原画を3点…ちょっと見えますかね。原画も3点、展示してあります。
あと、CAFE Kiitosのある、そして金澤さんの出身地でもある、この福島県いわき市についてちょっと知らない人のために説明しとくと、いわき市は福島県の南東部に位置してるんですね。
で海に面した町で、いわき七浜っていうのがありまして、これあの総合図書館、いわきの総合図書館のレファレンスでちょっと調べたんですけど、

金澤:おおっ!すごい!

店主:いわき七浜、はい、いわき七浜っていうのはですね、現在では南から勿来(なこそ)、勿来っていうのはKiitosもある、そして金澤さんの出身地でもある勿来、なんですけど。
勿来っていう浜と、あと小名浜と、永崎と、豊間(とよま)と、薄磯(うすいそ)と、四倉(よつくら)と、久ノ浜(ひさのはま)を指す、七つがね、ありまして。
古い書物によれば、このあたりの海に沿った地方が

金澤:古い書物!

店主:はい、古い書物によれば、レファレンスで聞いたんですけど、磐城七浜(いわきななはま)って称されてたそうなんですけど、単純に磐城(いわき)って多くの浜がありますよ、っていう程度の意味だったそうで、どこがどこだかっていうのは決まってなかったそうで

金澤:ふーん

店主:で、いわき七浜って言葉自体は、戦国時代くらいからあったくらいで、1400年代くらいからあったそうです。

金澤:へーーー!!

店主:ただ最近では、さっき言った、勿来、小名浜、永崎、豊間、薄磯、四倉、久ノ浜の7つを言うようになってて、最近では震災後に「いわき七浜街道」っていうのが整備されて、サイクリングルートとかね、できてるそうなので、見やすくなっていると思います。

金澤:うん

店主:でそんな七浜のうちの、久ノ浜と、一番こっちにある奥、青いのが、久ノ浜ですよね。

金澤:はい。

店主:真ん中が、四倉。

金澤:はい。

店主:で一番こっち、濃い青のやつが、小名浜。3つを展示しています。その原画の前でお話を聞いてるんですけども。これの、「PEACE」展の前に、

金澤:うんうん。

店主:もう一個企画展されてましたよね、えっと「Prayer」っていう、「祈る人」っていうタイトルの。エブリアさんでやってたと思うんですけど、そこからもつながっているような気もするんですけど、なんか金澤さんには、人に贈りたい、こう、プロフィールにもありましたけど、人に贈りたい愛とか希望とか情熱があるように感じるんですけど、その思いが原画にも込められているような、気がしますが、今回この時期、この企画展を「PEACE」にした理由をちょっと、聞きたいなと思ってまして、

金澤:うんうん。

店主:これですね(フリップを見せる)

【24:20ごろ~ 質問⑤今回の企画展「PEACE」について 決めた理由は?】

金澤:おっ!はい。

店主:(笑)はい。

金澤:はい、お答えいたします(笑)

店主:はい、お願いします(笑)

金澤:今回の「PEACE」という展示はまず、先に私の作品制作の表現としての文脈、まあこう今まで二羽の鳥が正方形の画面の中で飛んでいて、福島、いわきの空と様々な風景が描かれた、そのような作品を描いてたんですけど、今度海の作品を描きたいなーと思っていて。その文脈をくんで、今回「いわき七浜の海」をテーマに描こう、ということは決めていました。
で、私いわき育ちなんですけど、私にとって海ってすごく身近なもので心癒される場所でもあり、また一方で10年前の震災で起きた波の記憶から、畏れの対象でもあります。
去年から始まったコロナ禍もまるで津波のように世の中を大きくかき回して爪痕を残していって、いきました。
でまだそれが完全に終わってないですし、その不安はぬぐえないところはあるんですけども。
で、そのような状況の中で、まあさっき前述した画家になったエピソードとつながるところもあるんですけど、そのように大きな問題であったり、あるいは各自が日々出会う問題というものも、実質的に向き合ってちゃんと解決していかなければいけないという一方、根本的には問題そのものが問題というよりは自分の心の中心をその状況の中でどこに立てるか、ということが問題であって、それによって自分の運命が変えられるなあと考えています。
考えが実体を生み出していく、ということを今まですごくたくさんの経験の中で感じてきたところでもあり、ほんとに、その状況を自分がどうとらえるか、どう考えるかでその状況が天国にもなり地獄にもなるということをすごく感じるところがあったので、「平和っていうのははどこかにあるものではなくて、自分自ら生み出し作っていくもの」じゃないか、というふうに考えて、それを「平和を一緒に作っていきましょう」というメッセージを込めて今回「PEACE」というテーマにしました。

店主:うんうん。なるほど。なんかそういう思いがあったということですね。

金澤:はい。そうですね。

【27:00~ 各作品(PEACE原画3点)の紹介】

店主:じゃあ具体的に作品について、解説というかちょっと、聞いていきたいなと思うんですけど、ちょっとお見せしましょうかね、じゃあ、

金澤:あ、ありがとうございます。

店主:一応見えるかな(作品の前に移動)、これが…見えますか?

金澤:なんか、がびがびして…けど、雰囲気だけは(笑)

店主:あ雰囲気!そうですね!あの実際にあの、見ていただければ、来てね、

金澤:そうですね。

店主:(カメラで各作品を写しながら)これがえーと、「久ノ浜」で、これが「四倉」で、これが「小名浜」という感じですね。
(席に移動しながら)さらっと…になりますけど、実際ちょっと、見ていただくとよいかなと思います。


【27:55~ 質問⑥PEACE-1 久ノ浜、PEACE-2 四倉 、PEACE-3 小名浜(取材方法・技法・製作期間・心理状態等)】

店主:じゃあ…はい、この3つの…なんですけど(フリップを見せる)、描く時の描き方とかその、解説と描き方とか、あとはなぜその土地を選んだのかとか、あと描いてる時の気持ちとか。金澤さんはこう、楽しんで描く人なのか、こう無心で描く人なのか、

金澤:はい、ふふ(笑)

店主:つらいと思いながら描く人なのか、どんな画家さんなのかなっていうのをを知りたいし、

金澤:あ、はい。

店主:あと完成までにどんくらい時間掛けたのかなっていうのもちょっと知りたいです。

金澤:あ、はい。
えっと、この原画3点のコンセプトはさっき展示自体のコンセプトをお伝えしたんですけどそれと共通していて、まほんとにこの「PEACE」というのが一つの集約されたテーマになってます。
で、あのそれぞれ今回四倉、久ノ浜、小名浜、それぞれの海岸に行って写真を撮って、取材して、「それぞれの海岸ごとの特徴がどういうところなのかな」というのを見て、感じたところ、またその場所で、出会ったものであったり状況だったり、そういったものもちょっと作品に込めて描きました。
例えば四倉は12本の椰子があったりとか、あとは久ノ浜は玉砂利がすごく有名なんですけど、その私が行ったときにすごく晴れていて深い青色の空、空と海が印象的だったので、それを描いたりとか、あと小名浜は漁港であって、であのー…ちょっと原画を見ていただかないとわからないかもしれないんですけど、あの、ぼんやりライトアップされたマリンタワーと、星空っていうものが小名浜の海に合うなと思って、描きました。
で、そういうふうにいわきの実際にいったところと、あといわきの歴史書みたいなものを、私も書籍を見ながら参考にしています。
あと技法としてはキャンバスにアクリル絵の具で描いているんですけども、空はエアブラシというものでグラデーションを作って、海はポーリングアートといってマーブリングみたいな模様を作って描いています。
制作時間は作品によってまちまちなんですけど、今回の子たちは構想と下書きから完成までだいたい1点当たり2日くらいかかりました。
私は絵を描くのにすごくエネルギーがいるので、結構すぐに疲れて集中が切れちゃうんですね。だいたい30分くらいずつ、あの小休憩を取りながら描いているんですけど、色彩に一番神経を使って、わりと無心になって描いたりしてます。で休憩してこう作品を眺めながら、作品に色んな思いを込めたりとかしている感覚があります。  

店主:はい。

金澤:そんな感じですね。

店主:なるほど、色彩に一番気を遣っている、ということなんですね。

金澤:はい。

店主:はい。じゃあですねえっと、いわき七浜なのであと4つあると思うんですけど、それも描いていく、ということなんでしょうか。

金澤:はい。そうですねこれから、描いてまいります。

店主:あ!ぜひじゃあ、全部こう、見たい!と思っているので、ぜひ。楽しみです。

金澤:そうですね!はい!

【31:31~ 水石山公園の4点シリーズ紹介】

店主:じゃあですね、次の作品なんですけど、えっと(フリップを見せる)これですね。水石山公園(みずいしやまこうえん)。いわき市内にある公園なんですけど、4点シリーズというのがあって私はお聞きしたくてですね。一回ちょっと皆さんにお見せしましょうこれも。はい。(移動する)これ4枚シリーズで、こっちかな、見えますか、がびがびしてますか。ちょっと画質が…どうです?
(1枚ずつ写しながら)これと、これと(夕焼けの絵が見える)、これと、これが、えっとつながってるのわかりますかね。ちょっとあとで…

金澤:あ、すいませんなんか今若干画面が止まって、

店主:あ、あら

金澤:最初の2枚は見えて、

店主:あ、そうですか。

金澤:3枚目4枚目があんまり見えてなかったかも。

店主:ちょっとじゃあゆっくりやりましょうかね。これ3枚目…ですね。

金澤:あ、3枚目それですね。

店主:で4枚目…こんな感じですね。で一応この、
…写し方が難しいな、こうかな。

金澤:うーん

店主:これが一応、横に全部つながってるというね、

金澤:そうですね、パノラマで、水石山公園の広々とした、景色の、

店主:はい

金澤:なんか、横にぴゅーって見た感じ。

店主:はい、すごい作品だなーと思って。えっと

金澤:おっ

店主:なんか、金澤さんわりとこうバラバラに設置していって(笑)
あの4枚、なんかあの、縦にこう設置していったから、これ気づかない人もいるんじゃないかなと思って。4枚シリーズ。

金澤:そうですね(笑)

店主:今回ちょっと、見せてみました(笑)

金澤:ありがとうございます。

店主:はい、で、この水石山公園の、4枚シリーズについてもお聞きしたいんですけど、

金澤:はい。

店主:…ちょっとお待ちくださいね。

金澤:はい

店主:はい、あ、私が言うことは全部終わりました。あの、解説をお願いします。

金澤:はい。この水石山公園の4点は、今年私生まれて初めて水石山公園に行ったんですね、いわき市民なのに。
で180度ほんとに開けていて、すごい晴れやかな、あーこう、その景色を見ながら、ベンチに座って、で小さく見えるいわき市の街々をじっと見つめていると、なんかもうすごく愛おしい心が湧いてきて、なんか涙が出てきました。
その時に、なんか「ああこのすべての美しい地球とこの万物とまた人々を創造した神様がいるなら、ああほんとにこういう心なんじゃないかな」というふうに感じました。で、作品でその一日の時間の移ろい、あのさっき写していただいたんですけど、お昼から夜にかけての時の移ろいを表現しているんですけど、そのように昼も夜も変わらずにこの地上を見守り続けてずっと、この地上を抱くような神様の愛の心情、「ああこういう心なんじゃないかな」というのを込めて、表現しました。

店主:うんうん

金澤:はい。

店主:そうですね。なんかちゃんとその、時間の経過とかもすごく綺麗に

金澤:わ

店主:表現されてて、ちょっと圧巻でしたね。これはちょっと原画はここにはないんですけど、カード、もし皆さんよく見ていただければ、お手に取って見ていただければと思います。

金澤:(大きくうなずく)

店主:私はですね、水石山公園はえーと、子供のころ遠足で行きました。

金澤:おぉー

店主:ちょっと遠い、遠いですけどね、あのいわき市広いので。

金澤:そうですね(笑)

店主:はい、行ったことない人もいたりしますけどね。私の小学校からは近かったりしたので、行ったりしました。

金澤:へぇー

店主:でも随分行ってないので、ちょっと金澤さんの絵を見て、ちょっと行ってみようかなって思いました。

金澤:ぜひぜひ、行ってみてください。

店主:そうですね、大人になって見るのとまた、違いますからね。

金澤:うんうん。

【36:35~ 質問⑦気持ちが作品に影響することは?】

店主:はい、じゃあですね、次の質問に行きまして、えーと、前段で、ちょっとこう、描いてる時の気持ちとか、精神状態をお聞きしたんですけど、

金澤:はい

店主:金澤さんの絵はすごいポジティブで、力強い要素を感じるんですけど、精神状態とかが絵に影響することは、あるのかということを聞きたくて。あと、画集に「本来自分はネガティブな人間」みたいなことを書かれていたので、あんな絵を描く人がとすごいちょっと興味深く思いまして(笑)

金澤:(笑)

店主:ね、その要素が絵の中にはどこにも入っていないし感じられないので、自分の抱えている負の気持ちとかとどう折り合いをつけているのかというのと、作品にどう昇華しているというか、なのかなというのをちょっとお聞きしたいです。私も含め誰しもネガティブな感情は持っているはずなので、

金澤:ああー

店主:絵を見た方とかがすごく興味深く思うんじゃないかなと、思います。じゃあ、はい。(フリップを見せる)

金澤:はい、なるほど。気持ちが(笑)
あのーほんとに、絵って、もうその、制作する人の内面がもう全部出ちゃうんですよね。なんかどんなに明るくて、すばらしい、すばらしいというか、明るくてうきうきした感じの絵を描こうって思っても、自分の中身がこう、なんだろう、落ち込んでたりすると、絶対にそういう絵って描けないですし、自分の好きなものだったりとか、自分の感覚ってすべて絵に反映されてしまうので、昔ですね、本来ネガティブだった私がよく表れてたのが、高校時代に大きな絵を描いたことがあるんですけど、それは自由に自分の好きなように描いていいよっていうテーマで描いたときに私あのお墓の絵を描いて、なんかめっちゃダークで、

店主:ダーク(笑)

金澤:なんかあの、ほんと真っ暗な中でぼんやりとなんか、緑色の光がほの暗く光ってて、

店主:(笑)えー!

金澤:なんかこう、喪服を着た女性がいてみたいな、そういうもうめっちゃ暗い絵を描いてたんですよね(笑)

店主:(笑)

金澤:ほんとに、いやーなんか当時自分、死んでたなって今見ると思うんですけど。そのように元々ほんとにネガティブで、死んじゃう、死んでもいいやみたいな感じの感覚で生きてたんですよね。
でも、今実際、あのーもうその頃から20年くらい経って、ネガティブな感情っていうのはもうとにかく捨てるに越したことはないなと思って。
大学時代に恩師に出会ったっていう話もしたんですけど、その頃からだいぶ自分のその負の感情とか、そういう考え方、自分の…なんだろう、
考えの体質みたいなものをほんとに徹底的に、否定的なものを捨てて捨てて、ほんとに肯定的に考えて、生きていこう、と努力していた結果、だいたい15年くらいかけてだいぶそれを捨てて、ほんとに、なんだろ、ネガティブな感情が全く湧かないわけじゃないんですけど、ほんとに切り替えがもう、かなり早くなって、絵に影響するほどのネガティブさは完全になくなっているし、またその転換してきた、その変化してきた私のそのエッセンスを、今作品に込めて表現している感じですね。

店主:ふーん、なるほど。だからああいう絵が描けるんですね。ちょっとすごく、納得しました。それができてたし、そのエネルギーみたいなものを、エッセンスを込めて、描いているという、ことなんですね。

金澤:そうですね。

店主:はい。わかりました。

【40:45ごろ~ 質問⑧テキストをつける理由は?】

店主:じゃあ、次の質問で、金澤さんは絵だけじゃなくてテキストもつけてるんですよ。で、個別の絵に短いキャプションみたいなのがあったりとか、あと今回の企画展の「PEACE」についてもですね、テキストがありまして、インスタとかを見ていただくとわかるんですけど、今回だと「大きな海、小さな私たち…」で始まる、詩のようなね長めのテキストがありますので、よろしければ皆さん読んでみていただきたいんですけど。フライヤーとかにもね、描いてあるので。で、絵にこう必ず…必ずというか、そういうこうキャプションをつけてらっしゃるんですね。それをなんで付けるのかな、っていう。その、絵だけで完結する画家さんもいるので、ちょっとそこを教えていただければなと、思います。(フリップを見せる)

金澤:あ、はい。私自身があんまりこう、絵だけを見て、そこから「画家が何を言いたいのか」とか、「そのコンセプトは何か」とか、そういうことを読解する力とか想像力に優れた人間じゃないので、作品のコンセプトとか作者の思いってやっぱ作者の言葉で知りたいなって、私が思うので。私自身もそういうふうにしようって思ったし、知って作品を見るとよりやっぱ深く味わって鑑賞できるなというのも思うので、なるべく絵だけではなくて、プラステキストもつけて、私の場合詩という形で書くことが多いんですけど、それも一緒に楽しんでもらえたらいいなと思っています。

店主:なるほど、わかりました。

【42:33ごろ~ 質問⑨画家 金澤裕子の目指すものは?】

店主:じゃあですね、次にですね、じゃあ…今後の金澤さんの目指すもの、「画家 金澤裕子」の目指すものは、ということで、金澤さんの夢とか野望とか、など(フリップを見せる)教えていただければなと思います。

金澤:あっ!はい(笑)目指すもの。

店主:大きい(笑)

金澤:大きいですね(笑)個人としては、私、金澤裕子という傑作品になりたいなと思ってます。

店主:傑作品に。

金澤:はい。あの私の恩師の言葉で、もうすごく、いつも自分の座右の銘にしてる言葉があるんですけど「あなたがいい絵を描きたいならまず自分自身を傑作品に作りなさい」という言葉をもらって、ほんとに自分自身の人間性っていうものを作品のように作りたいし、またこれを、なんだろう、個性を極めるというか、ほんとに私自身にしか成すことができない人生の大きな命題ってものが絶対あるなと思って、それをある程度は見つけてつかんでいる部分もあるんですけど、それを人生を賭けてやりたいなって。
そういうふうに自分を完全に作ったときにそれに見合った絵もどんどん生まれてくるなと思うので、はい。
まずは自分を傑作品に作って、そこから自然と生まれる作品がまた、見る方々になにか感動を与えたりとか、喜んでいただけたら嬉しいなと、思っています。
そのアートを通して私は故郷いわきをすごく愛しているので、いわきをますます元気にするなにか一役になれたらいいなと思っています。

店主:はい。なるほど。ありがとうございます。難しい質問でしたけど、はい。まずは自分が成長してということですね。

金澤:はい。

店主:あと、いわきへの想い、ということで。

金澤:はい。

【44:45ごろ~ 最後に 質問⑩企画展「PEACE」へ来る方へメッセージ】

店主:じゃあ、あとはですね、最後に、今回の企画展「PEACE」ですね、1月30日までやってますけれども、CAFE Kiitosの一角で。そこへ来る方へのメッセージなんかをいただければと思います(フリップを見せる)

金澤:はい。今回いわき七浜の風景を私なりのエッセンスを込めて表現しました。画面だけでは伝わらない原画の色や質感などもぜひ、お店で見ていただけたらなと思います。
Kiitosさんのお料理も、あとドリンクもめっちゃおいしくて私もうほんとにいわきに帰るたびに行ってしまうんですけれども、そういったおいしいものと、あと良い雰囲気の中でくつろぎながら、ぜひ作品も一緒にお楽しみいただければ嬉しいです。

店主:ありがとうございます。(フリップをめくる)一応、フライヤーもこのように印刷もしてみました。カフェの営業中ならばいつでもご覧いただけますんで、皆さん来てみてください。


【46:08~ 締め】

店主:じゃあ今日はこんな感じで、長々とありがとうございました。見ていただいた方もありがとうございます。

金澤:ありがとうございます!

店主:じゃあ、締めますね。お話を伺ったのは、CAFE Kiitos店主私と、ゲストが画家でアーティストの金澤裕子さんでした。皆さんご視聴ありがとうございました!ありがとうございます!

金澤:ありがとうございましたー。

店主:大丈夫ですか金澤さん、言い残したことは、

金澤:あ、オッケーです。

店主:大丈夫ですか!ありがとうございました!

【46:53 終了:クレジット】


ゲスト

画家 金澤裕子

聞き手

CAFE Kiitos店主

Special thanks

字起こしボランティアのみなさん
このnoteのテキストはボランティアの手によって作成されました。

インタビュー動画

こちらより実際のインタビュー動画をご覧いただけます。


CAFE Kiitos official website. https://www.cafekiitos.net/