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【message#1】CafeGroup社長が送る!3DCG業界を目指す就活中の学生さんへ

こんにちは!CafeGroup広報部です。
4月になり新年度を迎え、就職活動を本格化させる学生の皆さんに向けて、CafeGroupの岸本社長よりメッセージをお届けします!🗣️


◆CafeGroup 岸本社長について

CafeGroup社長 岸本 浩一

・基本情報

名前: 岸本 浩一 (きしもと こういち)
経歴 :1982年生まれ、兵庫県出身。好きなゲームや映像を仕事にするために、中学時代から絵やCGの勉強を始める。神戸芸術工科大学を卒業後、CGプロダクションに就職し6年間勤務する。退職後、フリーランスとしてアジアを中心に世界を旅しながらCGディレクションを行う。帰国後、2012年に日本初の3DCGモデリング専門会社である株式会社ModelingCafeを起業し、2014年には株式会社AnimationCafeも立ち上げる。CafeGroupでは「クリエイティブの力で世界を驚かせ続ける」をミッションに掲げ、クリエイターが自由に挑戦できる場を提供しています。投資家としても数十社に出資し、周りの成功をサポートしています。クリエイティブの力で、誰もが自己実現し社会に貢献できる未来の実現に向けて、日々チャレンジを続けています。
X: @nikusakana (https://twitter.com/nikusakana)

◆3DCG業界を目指す学生の皆さんへ

3DCGの分野は、ゲーム、映画、アニメ、広告など、様々な分野で需要が高まっている魅力的な業界です。クリエイティビティと技術力を持ち合わせれば、魅力的なコンテンツの制作に携われます。しかし、その一方で、この分野は非常に競争が激しく、高度な専門性が求められます。3DCGデザイナーとして活躍するためには、以下のようなスキルが必要不可欠です。

①3DCGソフトの習熟

一つ目は3DCGソフトの習熟です。業界標準の3DCGソフトを自在に操れるテクニカルスキルは必須です。弊社、ModelingCafeとAnimationCafeでは、主にAutodesk Mayaを使用しています。

Mayaは機能が豊富で、モデリングからアニメーション、レンダリングまで一貫して制作できる強力なソフトウェアです。ただし、会社によって使用するソフトは異なります。ゲーム業界ではMayaがメインに使われていることが多いですが、映画やアニメ業界ではHoudiniやBlenderの採用も増えてきています。志望する会社や業界で何が使われているかをよく調べ、戦略的にソフト選びをすることが大切です。

②デッサン力・造形力

二つ目に必要なスキルはデッサン力・造形力です。リアルな表現をするには、物体の形状や質感、光の当たり方などを的確に捉えるデッサン力と、それを3Dで再現する造形力が問われます。もちろん、美大などでデッサンの基礎をしっかり学ぶのも一つの手ですが、独学でも十分身につけられます。日頃から身の回りのものをスケッチしたり、CGモデルを模写したりと地道なトレーニングを積むことが大切です。

③美的センス

<美的センスを身につけましょう>
三つ目に必要なスキルは美的センスです。美しいものを感じ取る力、それが「美的センス」です。作品を正確に再現するだけでなく、作品の質を高める「目」も大切です。

<色や構図の感覚を磨きましょう>
映画や絵画、彫刻など、優れたアート作品に触れることで、色の使い方や構図の感覚を養うことができます。

<作品の完成度を高めましょう>
単に正確に再現するだけでなく、作品としての完成度を高めるための審美眼が必要です。また、常に客観的な目線を持ち続けることで、作品の質を高めていくことができます。このように、美的センスを身につけることで、より質の高い作品を生み出すことができるでしょう。日頃から優れたアート作品に触れ、自分の作品を客観的に見る習慣を身につけましょう。

④コミュニケーション能力

3DCGの仕事では、技術力はもちろん大切ですが、コミュニケーション能力も非常に重要です。プロジェクトは常にチームで進められるので、アイデアを相手に的確に伝え、メンバーと協調して仕事を進められるスキルが必要となります。学生時代から、サークルやアルバイトなどで人と関わる経験を積むことで、コミュニケーション力を高めることができます。これらのスキルは簡単には身につかないので、地道な訓練と経験の蓄積が必要です。

そこでおすすめなのが、インターンシップへの参加です。実際の現場で先輩クリエイターから直接指導を受けられるのは非常に貴重な経験になります。ポートフォリオ制作のアドバイスはもちろん、業界の生の情報も得られるでしょう。インターンに参加する際は、ただ漠然と応募するのではなく、自分のやりたいことを明確にしておくことが大切です。企業も意欲的で目的意識の高い学生を求めています。
志望動機をしっかり考え、自分の強みをアピールできるよう準備しましょう。また、インターンは就職につながる可能性も高いので、企業研究も欠かせません。会社のビジョンや制作実績、社風など、できるだけ多くの情報を集めておくと良いでしょう。

このように、3DCGの仕事は技術力だけでなく、コミュニケーション力も非常に重要です。学生時代からの地道な努力と、インターンシップなどを通じた実践的な経験を積むことで、業界で活躍できるスキルを身につけられます。

◆3DCG業界の未来

3DCG業界の未来には大きな可能性があります。ゲームやアニメはもちろん、VRやメタバース、デジタルヒューマンなど、3DCG技術の活用シーンはどんどん広がっています。新しい表現に果敢にチャレンジできるのも、この業界の魅力だと思います。ただし、技術の進歩が早いからこそ、常にアンテナを張り、常に最新のことを学び続ける姿勢が求められます。
最新のソフトやプラグインにもどんどん触れ、表現の幅を広げていってください。また、進みたい職種に応じてSubstancePainterやZBrushなど、他のソフトにも精通しておくと良いでしょう。

業界の第一線で活躍する先輩クリエイターも、学生時代から地道にスキルを磨いてきた方ばかりです。皆さんも、学生のうちから3DCGと真摯に向き合い、ワクワクするような表現を追求していってください。
新しい技術が次々と登場する3DCG業界ですが、それだけ可能性も無限大だと言えます。学生時代からの努力と探求心が、未来の活躍につながるはずです。3DCGの魅力に惹かれた皆さんには、是非、この業界で大きな活躍をしていただきたいと思います!

◆最後に

3DCGの世界に魅力を感じている学生の皆さん。
学生時代は本当に貴重な時間です。作品制作に没頭するだけでなく、様々な経験を積むことも大切だと思います。できるだけ多くのことにチャレンジしてみましょう。例えば、旅行に行って視野を広げるのも良いかもしれません。多様な価値観に触れることで、創作の幅も広がっていくはずです。

CafeGroupは各分野のスペシャリストが集う集団です。自分にしかない得意分野を見つけ出し、その武器を磨いていくことが重要です。そんな各分野のスペシャリストたちが集まることで、互いに協力し合い、最高クオリティの作品を作り出すのがCafeGroupなのです。そのような作品は1人では作れません。だからこそ、チームワークとコミュニケーション力が必要不可欠になってきます。

学生の皆さんには、未来を担う新しい才能として大きな期待がかかっています。夢に向けてしっかりと歩み、将来、世界を感動させるレベルの作品を、皆さんと一緒に作っていきたいと思います。皆さんが制作する作品を楽しみにしています。夢に向かって突き進む皆さんを応援しています!

◆広報部より

岸本社長、ありがとうございました!
社長の熱意と業界への深い理解が伝わってくる素晴らしい内容でした。
学生の皆さんは、今回のお話を通して就活を進める上での具体的なヒントを得られたのではないでしょうか?
また、インターンシップの重要性や業界の未来性についても触れられており、学生の皆さんだけでなく、社会人の皆さんが将来のキャリアを考える上でも、とても参考になる内容だと感じました◎

次回の記事もお楽しみに!


CafeGroupは日本最高の3DCGコンテンツを制作するクリエイティブスタジオや、投資先のスタートアップ群で構成されています。
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