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失われたものへの祈り「すべての、白いものたちの」ハン・ガン著、斎藤真理子訳

文学ラジオ第133回の紹介本

失われたものへの祈り
「すべての、白いものたちの」
ハン・ガン 著
斎藤真理子 訳
河出文庫

朝鮮半島で、ワルシャワで、失われたものへの祈りをこめて綴られた、ハン・ガンによる圧巻の詩的物語。抽象度の高い作品なので読む人によって文章から浮かぶイメージは様々だと思います。ラジオでは案内役二人がそれぞれ感じたことを、作品の魅力やストーリーも交えて話しています。ぜひお聴きください。

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版元サイトより
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アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。

生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が交差する。
文庫化にあたり、訳者の斎藤真理子による「『すべての、白いものたちの』への補足」、平野啓一郎による解説「恢復と自己貸与」を収録。

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