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ボゴタの実家→ホテルへ


涙のお引越しをしました。

4月初めから今日まで2ヶ月半、コロンビアはボゴタの一般家庭のシェアハウスにステイ。コロンビア人の2家族にお世話になりました。

長引く自宅待機の間、毎日毎日窓から同じ景色を見ていました。

マスクをして犬の散歩をする人たちや、買い物帰りの人たち。移動の八百屋さんや宅配のバイク。変わりばえのしない風景。

季節も常春だし、3月から変わらぬ天気。日付は進んでも、コロナの状況は同じ。自宅待機であり続ける暮らしや、自分も停滞感満載なこと、、、などなど。

でも引越しの日(6/20)に確実に変わったことに気づきました。それはルームメイト家族との人間関係。

この家に来た当初は、彼らとは付かず離れずでした。でも今日、荷物をまとめて部屋を出る私を見送りながら、彼らは夫婦揃って泣いていました。思わず私ももらい泣き。

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一つ屋根の下の2ヶ月半の間、日本人同士ではできる阿吽の呼吸が全く通じなくて、戸惑ったり驚いたりしました。シェアハウスはスペインでもオーストラリアでも経験したことはあるのだけど。

例えば、公共のスペースで、テレビや音楽をガンガンかけるとか、共有のキッチンに私物を散乱させたり、食器をなかなか洗ってくれなかったり(気を使うということか空気を読むとかはない)。

しんどなぁと思ったことは正直あるし、もしかしたら向こうも私に対して思うことはあったかもしれない。

それでも日々暮らすうちに、いつのまにか垣根がとっぱらわれていたんだなぁと、彼らの涙が語りかけていました。

スペイン語を教えてくれたり、コロンビア、ベネズエラ料理、和食を一緒に作ったり、母の日や誕生日をみんなで祝ったり、公園を散歩したり、お酒飲んでウノしたり、一緒にエクササイズしたり、パソコンが壊れた時は修理のお店まで付き添ってくれたり、、、お世話になった思い出が一気に押し寄せてきます。

自分が決めたことだけど、お別れはやっぱり辛かった。


慣れない街、まだ半分も理解できないスペイン語。コロナの時期にこの家にいられた幸運。あたたかい思い出が詰まった3階建ての白い家を最後にパシャ。ルームメイトが荷物を運ぶのを手伝ってくれて、Uberを待ち、荷物を運びました。

涙のお別れの後は新しい出会いの始まり。少し都心の新しい家(小さなホテル)に越しました。ホテルのスタッフさん達や、住人の人たちにご挨拶。友達カップルがいてくれるから安心。ここでの暮らしも、かけがえのない思い出にしていきたい。ひとまず1ヶ月はここに住みます。


追伸
パソコンが一週間前に水没してしまい、修理に出しています。だからスマホから投稿するのが気乗りせず、更新が滞ってました😭

世界一周の旅から帰国しました。瀬戸内海ふきんで、今後の拠点探しの旅を開始します。