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日本の皆さん、今すぐ大戸屋に行ってください。

ども!
世界と人間のすべてに興味があるひと@シリコンバレーです。

アメリカは日本よりも緩やかな働き方だと聞いていましたが、5/16着任当日からゴリゴリに打ち合わせに参加し、時差ぼける暇もないまま初の日曜日を迎えました。

この一週間だけでも書きたいことが無数にあるけど、まずは生命線である食事について、書いてみたいと思う。

僕にとって赴任後初となる記念すべき夜ご飯が、これだ。

これが絵だとしたら、僕はタイトルを『絶望』にしただろう

一番右から、ラザニア、アジアンサラダ、コーンフレーク、そしてバナナだ。しめて23$。日本円にして、約3000円。シンプルに高い。否、高すぎる。でも味が良いなら許せる。

一つ一つ順番に見ていこう。

まずは豚の餌にしか見えないラザニアだが、見た目3点、味5点といったところか。
無論、100点満点でだ。
カロリーだけは一丁前に、2000キロを超えてやがった。

次のアジアンサラダはドレッシングがなく、代わりといっちゃ何だかという感じでみかんの缶詰が入っていた。こちらはアジアを完全になめている。

コーンフレークは決してその味を牛乳に染み込ませてはくれず、まるで目標を失ったボクサーのグローブのような味がした。栄養バランスだけが取り柄の、なんでもない食べ物だ。ミルクボーイの言う通り、僕たちはまだ自分の寿命に余裕があるから食べられるのだろう。

そんな中でバナナだけは、とても美味しかった。人間が何も手を加えていない、自然そのものの味。余計なことはしなくていい、そんなメッセージをくれたような気がした。

翌日。
胸焼けと共に目覚めると、サンノゼの素晴らしい朝日が僕を迎えてくれた。

ホテルからの朝の景色

ところが、そんな朝の清々しさも束の間で、夜には忌々しい食事が僕を待ち受けていた。

この、二日前の残り物みたいなご飯だ。

残り物にも福はない

豆は臭くて酸っぱかった。トイレの水につけて作ったのかと疑ってしまうような味だ。

右のフィットチーネみたいなやつは、一番前に出てきてほしいパスタソースの味がせず、一番隠れていてほしい小麦粉の主張が前に出過ぎていた。サッカーで言うならば、ゴールキーパーがフォワードの位置まで駆け上がってきてしまった感じだ。このスーパーの味覚管理人は、サッカーでもいい監督にはなれないだろう。

そんな最悪つづきの食生活に終止符を打つべく、土曜日の夜、僕はサービスアパートメントからほど近いメキシカン料理屋「Chika」に足を運ぶことにした。

俄然期待値も上がり、席の隣にあった暖かい棒と一緒にツーショットまで撮ってしまった。

このホクホク顔である

まず頼んだのは、メキシカン・コーク。
700円もするから、それなりの何かが来ることを期待していたが、きたのは何の変哲もない瓶に入ったコーラそのものであった。
ファッ*ン・コークと名付けたい。

ファッ*ン・コーク

サラダとお肉は流石に美味しかったが、これでお値段なんと45$。
日本円にして6000円だ。
ぜひジャパネット高田社長の声で再生してほしい。
コークにサラダにお肉5ピースがついて、今ならお値段なんと、6000円。
お値段なんと、6000円。
どうだろう?殴りたくなってこないだろうか。

高田も唸る値段、しかし味はうまい

シリコンバレー界隈は特に物価上昇が著しく、昨今の驚異的な円安パンチも相まって懐事情は厳しいところですが、得難い経験値がゲットできるのと、日本のありがたさが相対的に理解できるのは良いこと。特に大戸屋。1000円であれだけの飯が食べれるのは、とてもとても凄いことで、もっと誇っていい。いいインフレは日本でも起こってほしいけど、チキン母さん煮定食だけは1000円越えないでほしい。

さて、そんなこんなで一週間。
あれよあれよと過ぎたけれど、もう仕事もバリバリこなしつつ、車もゲットして、家の契約も今日申し込みもしてきました。
この辺でもたくさんの気づきや学びがあったから、またnoteで気ままにシェアしたいと思います。

仕事の内容についてはnoteには書けないので、ぜひCafe&Bar-ジブンに遊びに来てくれたらお話します!さすが世界最先端のテック企業が集まっているだけあって、めちゃくちゃ面白い技術を持ったスタートアップと毎日のように面談しています。
僕がこれからこっちで何をしようとしているのかも、お話できればと思います。

ライン@からぜひ、お申し込みお待ちしています。

ではまた!!

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