【怒り爆発】アメリカの温度表記に腹が立ってます
皆さん、ごきげんよう。
こちら、シリコンバレーの気温は51°です。
日本の冬よりは暖かいものの、だいぶ肌寒いです。
え?51°で寒い?
書き間違いじゃないかって?
いえ、「華氏」51°Fです。
どうも、世界と人間のすベてに興味があるひと@シリコンバレーです。
冒頭の気温の表記、めちゃめちゃ分かりづらくないですか?
51って数字としてはまぁまぁでかいから、だいぶあったかそうなイメージですけど、我々に馴染み深い摂氏(セルシウス温度)で言うと、約10°Cくらい。
だから、イメージに反して結構寒いんです。
華氏で「お風呂、100度に沸かしておいたからね」とかって言われても、ピンとこなくないですか?
「もう恋なんてしないなんて、言わないよ絶対」のマッキーの歌詞を初めて聞いた時と同じくらい、分かりづらい。
とにかくパッと入ってこないです。
華氏⇨摂氏の計算方法は、正確にはこうで
簡単にすると、こうらしいです。
いや簡単か、これ?笑
小学生どないすんねん!って思っちゃいますよね。
とはいえ、華氏が分かりづらいのにだって何か理由があるはず。
調べてみると、この華氏という温度は、ガブリエル・ファーレンハイトという人が考案したものだそうです。ファーレンハイトのFなんですね。
何をした人なのか。
おー、やるやないかい!
これは、理由にも期待ができそう。どれどれ。
ファー?!
ナント!!これ、あんたの体温基準だったんかい!
いやー、めちゃめちゃ個人的!!
個人的の世界代表選手だ。
これは華氏じゃなくて、瑕疵だろうというツッコミを胸にしまって、
「とはいえ、日本以外の国では華氏が一般的なら受け入れるしかないだろう」
と思ってさらに調べてみると、
おい、アメリカ!
世界の中心を今すぐ譲りなさい。
あと、ジャマイカ!
お前もそんなとこで目立とうとすな!笑
ちなみに、アメリカは長さに関しても、メートルの代わりにインチとか、フィートとか、マイルとかいう、むちゃ独特なやつを採用してます。
これも靴とか洋服買う時に分かりづらくてめちゃめちゃ不便なので、いつか変わって欲しいなぁと思っています。。。
※ここに書いた内容はいずれも個人的な感情の話なので、たぶん歴史的にはもっとちゃんとした理由があるんだろうと思います。。。
さて、ここから無理やり哲学の話(笑)
上述した様々な基準を、アメリカでは当たり前のように使っていて、違和感なく生活しているわけですが、「冷静に客観的に考えてみると、なんでそうなっているんだろう?」と疑問に思うことってあるわけですね。
これは物事の単位だけでなくて、僕たちの「常識」も同じ。
なぜ、居酒屋ではお通しなんてものがあって、頼んでもないものにお金を払うことになっているんだろう?
とか、
なぜ、年齢が上だからという理由だけで敬語を使わなきゃいけないんだろう?
とか、あるいは
なぜ、お寺や神社で祈ったりしている人はおかしいと思わないのに、宗教を学んでいる人に偏見の眼差しが向けられるんだろう?
とか、
なぜ、いつか100%死んでいくことを怖いと思わないのに、コロナや地震は怖いって思うんだろう?
とか、
なぜ、普段は死んだ後は何もなくなるんだよとか言いながら、「ご冥福」を祈ったり、幽霊を恐れたりしているんだろう?
みたいに、日常で疑問に思う、「あれ?なんでそうなってんだっけ?」みたいなことが山ほどあるわけです。
そうしたものは「常識だから」「そういうもんなんだよ」みたいにされていますが、それに対して「でもどうして?本当はどうあるべきなの?」って考えることが哲学の一つの姿勢なのではないかと思うわけです。
少なくとも、僕は一生そうでありたいし、変なことは変だなーって思いながら、時に従ったり、従わなかったりしながら、「ちゃんと自分で選択して」生きていたいなと思います。
そのためには、自身の思考を常に「相対化」することが大切で、自分の常識と異なる考えを持つ異文化に飛び込んだり、いわゆる変人だと感じる相手との時間を作る、ということをしていたいなと思っています。
華氏を使い続けるアメリカという国を見て、そんなことを考えさせられました。
以上、独り言でした。