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#108 酒粕のお菓子をつくる
寒くなってくると、酒粕を使ったお料理が食べたくなる。
なんとなく体が温まりそうで。
代表格は粕汁ですね。
酒粕のレシピ本を買ったら、
洋風スープ、冷や汁、ハンバーグ、炒め物、和え物と
何にでも使えると知り、
体にも良いし、美肌にも良いし、おいしいし
グッと興味がわいた。
酒粕クッキーを作ろうと、料理好きの友人の家へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1661316071520-6UHu3HVCUc.jpg?width=800)
友人がお茶を淹れてくれて、
飲みながらおしゃべりして一息ついたら、
キッチンでクッキー作り。
砂糖とバター、酒粕、小麦粉を混ぜて棒状にし、
カットして焼く。
焼く前に、友人が「これのせよう」とピスタチオを出してきた。
グリーンのピスタチオを包丁で刻んでクッキーにのせると、
クッキーが華やかになった。
見た目もきれいだけどおいしいはず。
ピスタチオと、何ものせないプレーンの2種類にして
温めたオーブンへ。
![](https://assets.st-note.com/img/1661315608248-nyzaRqE7z0.jpg?width=800)
こんがり焼けてひとつづつ味見。
熱々なので、クッキーは冷めてからの方が味がわかるが
食べたさに口に入れる。
2人で「うん、うん(おいしい)」
![](https://assets.st-note.com/img/1661315837417-rwpizbt7AK.jpg?width=800)
友人が「簡単なアップルパイも作ろう」
私はアップルパイなんて作ったことがないので
ここからは友人の独壇場。
私はりんごをスライスしたり、
友人が手品みたいに手際よく粉をまとめて練って、のばしていくのを
横からテンション上がって見たり。
パイの生地にも酒粕を練り込んだ。
生地にりんごを並べて、斬新に大胆に砂糖をサラサラとふりかけ、
小さく切ったバターをところどころに入れて、
まわりの生地を折りたたんでオーブンへ。
![](https://assets.st-note.com/img/1661315838006-wlnc1xgafL.jpg?width=800)
オーブンで焼いた時に流れて固まった砂糖をはがして、
手でパリパリと割ってりんごの上にのせた友人。
たったこれだけでもまたまた見た目も華やかになり、
おいしい。
無駄もない。
彼女は思いつきでこういうことをするのが
本当に得意で、サラッとやる。
今回もまた勉強になった。
りんごを煮たり、クリームを作ったりもしない、
そのまま生地とりんごを一緒に焼き上げるだけの
本当に簡単なパイのできあがり。
![](https://assets.st-note.com/img/1661315990403-ucYq7Zn50x.jpg?width=800)
2杯目のお茶を淹れてくれて、
おやつの時間。
2杯目は違う紅茶。
クッキーはふわっと酒粕を感じる味。
ケーキ屋さんのクッキーのように柔らかくなく、
歯応えもあるサクサク感で、食べ出すと止まらない。
パイはそれほど酒粕感はないが、
どちらもおいしくて
体に良いと思うとよけいおいしく感じる。
キッチンには焼き菓子のいい香りが満ちて、
心も満たされた。
誰かと一緒に作る料理やお菓子がおいしいのは
なぜだろう。
🌱お読みいただき、ありがとうございました(^ω^)
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