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新婚旅行奮闘記vol.1



vol.1とか付けると継続する感満載で、そんな感じで連載できずにいる記事があるんだから辞めとけよ私。と思いつつも、やっぱりしっくりくるからvol.1としとく。

ただの日記のようなものなのでご容赦いただきたい。
読んだあとには「めんどくさい女」と「不器用な男」という感想しか残らないかもしれない。
それでも良ければスクロールを。


「奮闘記」というだけあって、「新婚旅行」というキラキラしたものではあるものの、その背景にはキラキラだけじゃない。

数日前、私とヒカルのLINEのスクショをInstagramのストーリーズに載せた。

🧔ハネムーンは何回でも良いでしょ!
👩ハネムーンって1回だけじゃないの?旅行やん!笑

といったやりとりだ。


それに対して、『本人たちがそう思ってれば、何回行ってもいいと思う!』というDMを何通かもらった。
「ハネムーン」と調べて定義付けされてる内容に関することではなく、個人の意志次第だというメッセージを見て、「私たちを見て、応援してくれてる人達だなぁ。」とベースの軸が同じであることを感じ嬉しくなった。


とはいえ、私は「1回でしょ」と主張した側だ。
なんだか、自分の意見を批判されたようにも感じる心もあった。
本当は、私自身も「本人がそう思っているのならそれでよい」という派だ。けれど今回はちょっとしたヒカルとのやり取りの背景があり、その主張通したさもあり「1回」だと言ったのだ。





前日1日かけてクロアチア後の旅行プランを組んだ。
飛行機代やバス代、ホテル代などを調べに調べて、とにかく安く収まるように。
それは、元々クロアチアに来る時点でヨーロッパ周遊してから帰国すると話していたことが大きい。
私が働けなくなった後も、ヒカルが残る決断をしたのはそれを叶えたいという想いもあったからだ。
しかし、金銭的に限りがある。けれども可能な限りヨーロッパを満喫したいという2人の意思によるものだった。
そしてある程度決まり、翌日の昼、少しずつ私が予約を始めようと、ザグレブ→パリの航空券を取ったあとのこと。

ヒカルがランチを運んできてくれたタイミングで
「親族からもらった結婚祝い金あるじゃん?それってこういう時に使うべきじゃない?だからさ、まあ、お金ないのは変わらないけど、マインドをハネムーンてことにして楽しもうよ!」

と言った。

嬉しい言葉なはずなのに、なんだか私は喜べなかった。
ハネムーンを建前に使われてる気がしたから。
ハネムーンというこんな特別なものをこんなあっさり消費されてしまうの?と悲しくなった。

(こういう事を言うとヒカルは、乙女あゆみ登場と言ってくる。普段サバサバしてるのに、意外と乙女なとこあるよね〜ということらしい。)

👩「色々な理由並べて、だからまあハネムーンてことで。みたいな感じがしてあまり嬉しく思えない。きっとヒカルは前向きに提案してるんだと思うけど私には今そう聞こえない…」

その時はヒカルは時間がなく仕事に戻らなければならなかったので、
「ハネムーンでパリへ行こう!と帰ったら改めて誘って!」と言って見送った。


新婚旅行として探したのではなく、とにかく格安で探したプランを、後からこれ新婚旅行でいいか!みたいに言われたように感じで傷ついたのだ。
それを伝えると、予算の限度は変わらないから…少しでも気持ち面が変わればいいと思って。それにハネムーンって何回でも行けばいいじゃん!みたいな流れでの冒頭のLINEの内容。

そんな建前に消費されるのが悔しくて、1回だと言った。それくらい特別視されたかった。

そして、もう一つ「また誘って」という言葉にわかるように、ヒカルから誘われたかった
視野の広さの違いが故と理解はしてるが、私が「記念日」とか「大切な日」みたいなことに先に気がつく。そして、ヒカルに言う。
ヒカルもなかなかのロマンチストなので、興味が無いわけではないのだが、見てる範囲が違うから、まだそこに至ってないだけらしい。
要はヒカルからすると、気づくきっかけを貰ってるだけ。らしい。
けれども私からすれば、いつも私から記念日だね!とか、クリスマスだね!とかデート!とか誘ってるように思えてしまって切なくなる時がある。
今回のパリも元々は「結婚記念日に合わせていく」というのを提案した。のは私だ。

大抵の場合、私にとっての提案は、ヒカルにとってあゆみの希望に聞こえるらしく、それを叶えようと努力してくれる。
けれど本来私が求めてるのは、ヒカルの意思がそこに混ざり、2人で決めること。ここが未だに難しい。笑
(叶えようとしてくれる姿を今は素直に受け取れることか増えてはきてる。)

そういう多くの悶々とした想いを抱えていながらも、話し合う時間もなかなか取れずに居て、結局何度かすれ違った。


「帰ったらまた誘って」と言ったものの、帰宅後
動画を撮る予定だったので、バタバタとし、息抜きをしてたらもう0時。寝る時間になった。
私から話を振ればいいものの↑の想いがあったので、ヒカルから話されるのを待ちたかった。
けれど、一向に気配はなく。
しびれを切らして「旅行の話はどうするの?」と聞いた。
「もう遅いし、明日話そう」と。
またもや疎かにされた気がした。笑

「話が長くなる気がするし、疲れてるからそのまま話しても良くない気がする」と2人の事を思ってることがわかる言葉を言われても私は受け入れられなかった。笑


自分でもなかなかにめんどくさい女よのぉ。と思うのだ。
思う反面、めんどくさい女で居られてることが嬉しくもある。
なぜなら、今までは封印してきてたからね!笑
めんどくさい女、それでも付き合えてる、一緒にいられてることが嬉しいのだよ。


まあその後もごちゃごちゃあり、
モヤモヤが募る私と
タイミングを逃しに逃すヒカル
行き着く先は
【本来どういたいのか】という着地
【笑って過ごしてたいよね】で
お互いやり方が違ったね、で大体わかりあって終わる。





そもそも、2人で決めるものなのだから、ヒカル主導でなきゃいけないことはない。それはもう、十二分に理解している。
理解しているのと、乙女心は一致しないから困る。笑

そして、ヒカルにも一応申し訳なくなる。笑



それでも諦めずに考えてくれるのが
我が夫ヒカルであり、今回また感動した。

苦手な画像編集をして、【招待】として新婚旅行というのを改めて2人で話す提案をしてくれたのだ。

正確に言うと、画像をわざわざ作り、向き合おうとしてくれたことに感動し、
その後 invitation  を翻訳して【招待】だと理解し、2度目の感動をした。


今回に限らず、ヒカルとの関係に「私くらいだぞ。こんなに理解できるのは!」と自負する時も多いが、

同じくらい、あるいはそれ以上に
「こんなめんどくさいのに、最後まで向き合おうとしてくれるのもヒカルくらいだろう」と思う。笑






そんな、ただのめんどくさい女と不器用な男の話。


「新婚旅行奮闘記」
自分たちで1からプランを立てるのは、国内旅行と比にならないくらい難しい。
今後はそういうプラン立てについても書こうと思う


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