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ジェネラルダイナミクス General Dynamics (GD) 23Q4の決算

会社概要
General Dynamicsは、アメリカの国防・航空宇宙企業であり、軍用車両、船舶、航空機、通信システムなどを開発・製造しています。同社は、革新的な技術と長年の経験により、国防分野での需要の高まりに対応し、業績向上が期待されています。

追い風
特にウクライナ・ロシアの戦争勃発により、同社が製造している155mm弾薬の各国のストックが急速なスピードで消費されており、戦争継続中はもちろんのこと戦争終息後も以前の水準のストックまで回復するのには少なくとも数年はかかるとみられており、数年は受注案件が豊富にあります。

Source: 世界の 155mm 弾薬市場は、予測期間中の CAGR 3.33% で、2022 年の 34 億 4000 万ドルから 2029 年までに 43 億 3000 万ドルに成長すると予測されています。... 続きを読む:- https://www.fortunebusinessinsights.com/jp/155mm弾薬市場-106687

競合には、Raytheon やNorthrop Grummanなどの企業があります。

Omar Marques/Getty Images News

直近決算結果およびガイダンス

<23Q4>
EPS: 予想 $3.67 に対し 実績 $3.64 (達成 -0.1%) ❌
Revenue: 予想 $11.47b vs 実績 $11.67b (達成 +2%👍) ⭕️

24Q1の予想EPSは$3.19
24Q1の予想Revenueは$10.84b

EPSは23Q4だけ-0.1%でミス。わずかなミスなので売りはせず注視していこうと思います。
Revenueは引き続きビートし続けています。

次回決算発表日:4/24

バリュエーション *Non-GAAP
PER(TTM): 23.2
PER(FWD): 19.1
EV/EBITDA: 18.7
Price/Cash Flow: 16.2

企業紹介・投資理由
この銘柄は業績分析からの購入ではなく、マクロ要因(ウクライナ・ロシア戦争、弾薬等の見込み需要、米国の国防予算の増大)から購入。もちろん、よい決算も出し続けている。

前述の通り将来数年単位で底堅い需要があるとみているため、細かく四半期売上をみるというより、数年単位で安心して保有しておこうと思っています。(売上については、政府との契約や工場キャパにより、ある程度業務量は決まっているはずであり、細かい四半期の上下は依頼されるプロジェクトによるものと理解しています)

一言
EPSは23Q4だけ-0.1%でミス。わずかなミスなので売らないが、注視していこうと思います。

本銘柄の購入の有無、ポジションサイズ等は保有銘柄の記事にて記載しています。
https://note.com/cafe_latte_cap/n/n310a2d88ccc3

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