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元純喫茶店主の徒然 #003

珈琲館くすの樹の既存の建物の取り壊しが決まり、お店で使っていた食器、什器、椅子やテーブル、その他多くの備品などの後始末についての検討が始まった。

2016年から始めた、くすの樹のTwitter(現在は「元純喫茶店主の徒然」と名前を変えて続けています)をフォローしていただいている方の中に、止むを得ず閉店することとなった喫茶店や飲食店の家具や食器、店の什器備品などを引き取り、その販売を通して人から人へ喫茶店の文化やその歴史ををつないでいく活動をされている「村田商會」さんを思い出し、思い切って相談してみることにした。

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村田商會さんからは、「お引き取りすことはもちろん可能ですが、折角なら、お店で販売会を開催されてはいかがでしょうか?」っというご提案をいただいた。

お店を閉める前にある常連のお客様から言われたことを思い出した。  「閉店後、記念にテーブルや椅子を譲ってほしい」っと・・・。

そのまま処分するのは簡単だが、ほしい方にお譲りするのもアリなのかもしれない。

創業者である父にも相談し、閉店した珈琲館くすの樹の店内で、村田商會の全面協力のもと【展示品販売会】が実現した。

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【KUSUNOKI PROJECT】における最初の催事は「展示品販売会」開催となった。

                              つづく


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