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お土産コーヒーとプライド

お客さんから旅行や出張のお土産でコーヒー豆をよく頂く。
コーヒー豆を売った相手から、コーヒー豆を無料で頂くというのは何とも気が引ける。

さらに、他のお土産なら「ありがとうございます。美味しかったです!」と返せるのだが、コーヒーに関してはそうはいかない。

素直に感謝を述べるべきか、はたまたプロとしてのプライドを見せるべきか・・・。

渡す側としても喜んでもらおうと思っているとは限らない。
プロはいかなる判断を下すのか、キレの良いコメントを期待しているかもしれない。

「これはチョコレートの中にアプリコットの風味が感じられ、余韻が春の若草のように爽やかです」とか、「豆の品質は良いが、焙煎の仕方が問題です。経時変化によるオフフレーバーも感じられます」とか、どや顔でそれっぽく答えるべきか・・・。

なに、考えすぎ!?
そうなのだ、コーヒーとは良くも悪くも思考(嗜好)品なのだ!

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