ゴジラの本当の恐ろしさ
先日、小学2年生の子供と一緒に「ゴジラ−1.0(マイナスワン)」を観にいってきた。
ふれ込みでは、「大人も子供も楽しめる」「最初から見所があるので、子供があきない」「日本映画として大人が楽しめる内容」と聞いていたので、大いに期待して。
映画開始10分で見所があり、ゴジラが大暴れしている。
「まさにふれ込み通り!」と思っていると、隣の席で子供が「もう、帰る」と一言。
見ると、あまりの迫力にブルブル震えている。
手を握ったり、膝の上に乗せたり、なんとか落ち着かせようとするのだが、震えは止まらない。
スクリーンでは相変わらずゴジラが人間をパクパクやっている。
さすがに可哀想になり、退場することに。
こうして、「ゴジラ−1.0(マイナスワン)」は、私には「ゴジラ−1.5h(マイナス1時間半)」になり、さらには「ゴジラー3000円(大人と子供料金)」となってしまったのである。
日本映画の誇る大怪獣は、私の中の映画史に深い爪痕を残したのであった。
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