カフェアドバイザー業という仕事。
僕がこれからやろうとしているカフェアドバイザー業。何も思いつきではじめようとしているのではありません。
2001年、当時としては珍しい「地域特化型のカフェポータルサイト」として福岡市で誕生した「カフェ・トライブ」(https://cafetribe.com)。
サラリーマン勤めの傍ら、趣味の一環として立ち上げたサイトが、あれよあれよと言う間に人気サイトに成長。(当時まだインターネット黎明期だったということもありますが)
カフェ情報は、僕自身が名刺(怪しい奴と思われないように)とカメラを手に一軒一軒取材しました。取材をきっかけにカフェオーナーさんとの距離が一気に近づきました。取材した店舗数はすでに1,000軒は超えています。
そうやって取材を重ねるごとにカフェオーナーのネットワークを徐々に構築し、2006年には知り合いのカフェオーナーを集めた同業種交流会「カフェ業界人の集い」を初開催。その後、年に一回定期開催することになり、カフェオーナーの輪が広がっていきました。
写真は2014年開催のもの。この時は過去最高の100名のカフェオーナーやカフェスタッフが集まってくれました。
ポータルサイト運営やカフェ業界人の交流会などの活動を通じて、カフェ業界の繋がりを深めるお手伝いもさせていただいております。
また、カフェ業界人は人情味のある方が多いように感じます。
2016年に起きた熊本地震、2017年に北部九州を襲った集中豪雨の際には、「カフェ業界人として、何かお手伝い出来ることはないのか?」と考え、福岡のカフェ業界人から有志を募って、「青空カフェ」という名前でコーヒーの炊き出しボランティア活動を行いました。
趣旨に賛同しても直接参加できない店舗さんからは大量の焼き菓子をご協賛いただき、避難所で淹れたてのコーヒーと一緒に提供致しました。
カフェが社会に貢献できることのひとつに、「人々に癒しや安らぎを与えるという」ことがあります。まさにそれを体現できた活動でした。
このように人情味あふれるカフェ業界人を支えていくことこそが、僕がこれからやりたい事なのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?