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コーヒー屋をする前に僕がしとくべきだったと思ったこと

こんにちは

徳島でコーヒー屋をしている森田です。

僕は自家焙煎のコーヒー屋さんをしているのですが、自家焙煎コーヒー屋をする上でやっとけばよかったことを、まとめていきたいと思います。


自家焙煎コーヒー屋さんと繋がっておく

今でこそ多くのコーヒー屋さんとカッピング・勉強会をするのですが、僕がお店を始めた際は、コーヒー業界に本当に知り合いがいなくて、情報収集するのにめちゃめちゃ大変でした。

特に焙煎に関しては、他の焙煎している方・スタッフの意見が必要不可欠だと思います。

カッピングの様子


どうしても一人でカッピングを行い続けても、だんだん視野が狭くなったり、味わいに自分の好みがかなり反映されたりしてしまうことがあるからです。

本当に意見もらってめっちゃ良くなり、味わいのコントロールもかなり上達したように感じています。(実際少し前のコンペで入賞させていただきました笑)


良い生豆の確保

個人的には今の自家焙煎コーヒー業界で生きていくために、これが一番重要なんではないかと思っています。僕がそう考える理由は、80点の豆を100点の焙煎をしても80点にしかならないからです。(どんなに焙煎の技術が上がっても良い生豆が手に入らなければ、技術だけではカバーできない。)
美味しいコーヒー屋さんは、本当に良い豆を持っています。笑

僕は、良い生豆を確保するために商社さんとの関係をしっかり築き上げておくべきだったと後悔しています。

今の時代、簡単に生豆がネットで買える時代ですが、本当に美味しい生豆を手に入れるには、信頼できる商社さん・農家さんを探し、相手に信頼してもらうことが必要です。

当然のことですが商社さんも、農家さんが大事に育てた生豆をコーヒーと真摯に向き合ってる自家焙煎店の元に届けたいと思っているでしょうし、私たちがコーヒーで生き続けていくために、「最高のコーヒーを最高の状態で提供する」ということは当たり前のことで、農家さん・商社さんに対する感謝・恩返しの最高の形だと僕は思っています。

また、良い豆を適正な価格で販売することが、サスティナビリティで農家さんたちのモチベーションにもつながると考えています。

卸先のアプローチ

自家焙煎コーヒー店の基本的な収入源は、カフェ営業・EC・卸この三つが挙げられるのですが、特に僕が今重要視しているのが、です。

なぜなら、カフェ営業は物理的制約があるし、(店内の席数、従業員数など)ECサイトでは全く別のアプローチが必要になるからです。(サイトの運営、広告など)しかし、卸に関しては物理的制約もなければ、自分自身の営業力でどうにかなり、卸量に限りがないからです。


現在では、有難いことに10社ほど取引させていただいているのですが、自身の店舗以外でうちのコーヒーを飲んでいただき、うちのコーヒーを求めてきてくださる方もいるし、卸先があるということは、かなりの強みです。

最初は、飲食業界・珈琲業界にも知り合いがいなかったため、自分のコーヒーを売りたくてもお店に直接来てもらう以外で、アプローチすることが難しかったです。

お店を始める前に卸先がいくつかあるでけでも、売り上げが全然変わりますし、知ってもらう機会もそれだけ多くなります。


最後に

今回僕自身の経験で後悔したことをいくつか挙げましたが、人によってそれぞれだと思います。振り返ってみると、本当に何も考えずにやっていたなと思っています笑

この記事を最後まで読んでくださりありがとうございます!
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