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土曜日と日曜日の写真


日曜日の朝ごはん。いちじくパンです。くるみの食感といちじくの優しい甘みがおいしかった。



ラジオを聞く。番組は パナソニック メロディアス ライブラリーと、皆藤愛子の窓café~窓辺でcafé time~。



本を読みます。柴田元幸さんの「愛の見切り発車」。Amazonで2円で購入。配送料は256円です。



本を読んでいると、中から猫の爪が出てきた。中古本とはいえ、もともと挟まっていたとは思えない。うちには4匹の猫がいるから、そのうちの誰かかな?

でも、これはもしかして、先日亡くなったミッキーの爪? と思うと捨てられず。そのまま挟んでおくことにした。




7月19日、17年間一緒に暮らしたミッキーちゃんが永眠。人間でいうと100歳くらいらしい。最後はずいぶん痩せてしまったけれど、これはまだふっくらしていたころの、おやすみ中の写真。


火葬の当日まできちんとした保冷庫で預かってもらう必要があって、亡くなった翌日、仕事が終わったあとに総合霊園へ連れて行った。運悪く、ちょうどわたしの車のエアコンは故障中。地獄のように暑い車にミッキーを乗せて、一時間かけて霊園へ向かうのはなんだかつらいものがあった。遺体が傷んでしまうんじゃないかと思うと可哀想だったし、時間の関係で急いで預ける支度をしなくてはならないのも、ごめんねと思った。

でも、せっかくだからミッキーとドライブを楽しむつもりで音楽をかけたり、海が見えると「海だよ〜!」って声をかけたりした。

昨日、両親と姉とわたしで、立ち会い火葬と収骨。数年前に亡くなった犬のロンちゃんと一緒に、個別納骨堂に納めてもらった。涙あり、笑いあり。(なぜか姉がいるとどんな悲しみもユーモアになるんです。もちろんすごくいい意味で。)

眺めのいいところでいいね、ミッキー。自然にも囲まれて。

これは帰り道に寄った海。


ミッキーは病気にもならずに最後まで一生懸命生きてくれた。ありがとう。子猫のころからのしわがれ声も、黒い鼻も、体のミッキーマークも、かぎしっぽも、臆病だけど優しいところも大好きだ。冬はこたつの中で手を繋いで眠った。あと、あるとき何の前触れもなくいきなりかかとを噛まれたこと、今思い出してもおもしろい。笑

これでお別れじゃないよね。ミッキーはわたしやこの世界の一部に戻ったんだよね。おやすみミッキー。これからもずっと一緒だね😽


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