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「ビジネス書」

内定先の研修で、4月の入社までの目標発表のようなものがあった。

扱う事業への知識を深めるとか、PCスキルや英語力を向上させるとか、時間・経済への意識を高めるとか、いろんな目標が発表された。


その方法として同期の人たちが多く挙げていたのが、いわゆるビジネス書だった。


僕はいわゆるビジネス書に対して、読まず嫌いをしている。(していた)

「花束みたいな恋をした」を観た時も、菅田将暉が「勝者の思考法」的な本を立ち読みしてるシーンでは有村架純への感情移入が止まらなかった。(ちなみに、最後のファミレスのシーンでは声出して泣いた。ちなみに、2回観て2回泣いた。)


こんなものから学ぶことなんて一つもねえし、こんなものドヤ顔で読んでるやつはバカだと思っていた。



ただ、僕は内定先の同期のことを本当に尊敬している。まだそこまで深くお互いを知り合えているわけでは無いかもしれないけど、好きな人たちだ。

一人一人が明確な意思や目標を持っているし、何か全力で取り組めるものを持っているし、人のことを簡単に否定しないし、温かいやり方で人と接するし、(自分が評価できる立場ではないけど、僕から見て)思考力も高いし頭がいい。


あと、僕が一番と言っていいほど尊敬している先輩も、「意外といいよ」と言っていた。(先輩が「意外と」とつけたのは、先輩の中にビジネス書を否定する気持ちがあったからではないと思う。「ビジネス書を否定するお前の気持ちもわかるよ。でもいいものもあるんだよ」という理解の姿勢を示すために「意外と」と付けてくれたのだと思う。そして、そういうところも尊敬できるなと感じる。)


そんな尊敬できる人たちが、そういった本を読むことで自信の成長に繋げようとしていたり、「よかった」という感想を抱いたりしているのだから、自分も、いわゆるビジネス書から得られるものが少なからずあるのではないか。

研修や先輩との会話からそういう思いを強くした。


「知りもせず否定する」という、一番良くないことだと思っていることを自分自身がしてしまっていたなと最近すごく反省していました。

だからこれは、ビジネス書を否定する記事ではなく、視野の狭かった自分を反省し、悔い改めるための懺悔記事です。



毛嫌いせずに、本屋の「売れ筋コーナー」とかにあるいわゆるビジネス書を1冊とりあえず読んでみようと思います。もしくは、これを読んでいる人でおすすめ本があれば教えて欲しいです。


もしも、読んでみて学びがなかった場合でも、


本の選び方が悪かったと反省してもう一冊読むか、

「こういった本から学びを得られる人もいれば、自分は得られない人だった。それだけのことであって、ビジネス書がダメなわけでも、それを読んでる人がバカなわけでもない。むしろ、そこから学びを吸収できない自分がまだまだビジネスの世界において未熟な存在なんだな。」と思う

ようにします。

というか、尊敬している人たちのおかげで、心の底からそういう風に思えるようになったと思います。



最後に、ビジネス書の作者さんたち、またそれを読んでいた人たち、


今まで、僕が視野が狭くて未熟な人間であるばかりに、

偉そうに文句を言ったり、否定したりしてしまってすみませんでした。




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