5月も濃かった。

娘が黄砂が大量飛散したあたりでものすごく鼻水と涙がズルズルになった。息子もスギ花粉がなかなかのレベルだったので娘もついにか…と思いながら病院で検査したら、花粉系は一切反応せず、まさかのヤケヒョウダニとハウスダストがなかなかの数値だった。

そっちかー。オールシーズンじゃん…そして防ぎようもない。２週間くらい薬飲んだらだいぶ良くなって一安心…なのは束の間。この１週間くらい前に、幼稚園に登園させてものの15分くらいで呼び出しの電話がきた。

「転んで眉毛の上ぱっくり割れてしまったので病院に連れてってくれませんか？」

ええぇぇぇぇーー！！！！？

とりあえず飛んでった。娘が教室内で足がもつれてよろけて転んだ先に棚の角があり、そこにぶつけてしまってザックリいってしまったらしい。

こんなに深い傷今までの人生でも見たことなかった。なので病院もどこいけばいいかわからず、とりあえずいつも行ってる皮膚科に行って診てもらったが、「傷の幅も深さも大きいからうちでは難しい」と言われ、形成外科に行くように言われてしまい、オロオロしながら紹介先に行くと、「うちは幼児の縫合は基本的に全身麻酔です」と言われヒィー！となりつつ、よく考えてみれば、ただでさえ痛いのに、痛い麻酔を打たれ、何されてるかわからない状況でだまって縫われるわけがないし、そんな暴れたりギャン泣きで綺麗に縫えるわけがないよな…3歳も怖いよな…と思い、やむを得ないので同意した。

翌日、夫が付き添って病院に行き、保護者立ち会いのもと縫ったと報告があった。どうやら見ていたらしい。夫は医療従事者なので、娘が目の前で縫われるのは複雑な気分だったが、普通の手術に比べたらあっさりしたもんだったよとサラリと言っていた。私だったら見れない上に具合悪くなってたと思う。正直付き添い私でなくて良かった。

ついに明日抜糸です。明日は私が1人で連れてくんだけどきっとギャン泣きされるんだろな…疲れそうだな…でも娘ほんと良く頑張ったな…

2、3日前にフリーのお客様を担当した時に、開口一番「コロナになったんだって！？」と言われたので、1月の話ということは、半年ぐらいぶりの接客か！？と驚きつつ、コロナの話から、娘が顔を縫った話、義祖父が亡くなった話、タイヤがパンクした話などをしていると、「今年散々だね」と言われ、何も気にしてなかったというか、気にする余裕もなかったので自分で思い返してみたらほんと出鼻くじかれたしこの半年近くで色々あったなと思った。下半期だけでも少しくらい良い思いをしたいものである。

しみったれてても仕方ないのでつい最近の子供達の面白い話を。

娘が最近どこで覚えたのか、私が仰向けでゴロゴロしていると、「心臓マッサージ！！」と言いながら、胸の辺りを本当に結構な力でグイグイ押して来るようになった。息子が茶番に付き合うようになり、「ヤバい…心臓マッサージお願いします…」と、体調の悪いフリをすると、「じゃあそこにゴローンして待っててくださーい」と、あまり緊迫感のない感じで患者に語りかけ、アンパンマンのハンドルを握り、救急車の音を流して向かうフリをしていた。だがしかし、一向につく気配がない。「まだですかー」「もう少しでーす」「ピーーーー」と待ちきれない兄は心臓止まったアピールをしてた。そして娘はその遊びからもフェイドアウトしていた。気分屋がすぎる！

一方息子は、最近風呂に誘おうとするとめんどくさがる節があり、「そろそろ入ろうよ」「えーめんどくさーい」と素直に言う事がほとんどなのだが、先日話しかけてみると、「風呂サボろーぜ！みんなでサボろーぜ！」と、5歳にサボりの概念がある事にビックリして笑ってしまった。

テレビを見ていた息子が、300円で仕入れた物の中に高額商品が入っていて、テレビに出ていた人が喜んでた場面をみて「良かったなーお前ー！」とニヤニヤしながらテレビに話しかけていた。共感できる心を持ってくれたのは嬉しいけど言い方がだいぶ上からだよ！

「大人になるってあぶらが抜けて来るの？」

と聞かれた。たしかに乾燥はしやすくなった。不意打ちで変な事聞いて来るのでビックリします。

最適解はなんなんだろーな？誰か教えてください。

おしまい。