燻製の話
一番作るのはベーコンです。やってみると人生はなんだかんだ豊かになるとは思いますが続けている理由は大きくは以下の3つです。
1.市販のものより美味しいので家族も自分も嬉しい(市販のものより高くつくんですが)
2.亡くなった父の供養的な意味(元々燻製は父の趣味でした。)
3.燻す用の桜の木がめっっっっちゃくちゃ余ってる。
1については妻が燻製を気に入ったことが大きいです。それまで作らなかったハムとか魚介類、チーズやナッツなんかも燻製にしてみました。燻製した肉で作ったカレーは旨いのでどなたもぜひ一度食べて欲しいです。あと、よかったらこれの燻製旨かった情報を教えてくれると嬉しいです。
いろんなものを試しましたが基本的に油分を含んでいるような食材であればなんでもいけます。あと水分多めの食材は失敗して酸味がキツくなることがあります。
2についてはそのままですが、父の渾身のレシピを最後に載せてみます。こういうのは需要あるんだろうか。書籍で紹介されている燻製のレシピに比べると塩の量が違います。本の通りにやると塩味がキツいものが多いようです。
3については普通燻製をするとなると、煙を出すためになんかの木のチップ(お焼香の時のやつくらい細かくなってる木片)とかスモークウッド(木材をブロック状に固めたもの、燻製するには多分一番楽)を使うかと思いますが、我が家は父が知人から譲り受けた桜の木を頑張って手で細かくした木片を使っています。チップほど細かくなく、火を起こして煙を維持するのが難しいのでしんどいですが、2の理由もあって使わずに処分はできません。
以下レシピです。
豚バラの塊:1Kg
塩:30g
ジェニパーベリー:3g
コリアンダー:2g
ブラックペッパー:1g
ホワイトペッパー:1g
ローリエ:0.5g
セージ:0.5g
スターアニス:0.5g
食塩水:1リットル(1%の塩)
1.豚バラに上記の塩とスパイスをなじませて冷蔵庫に入れて4日放置。
2.食塩水に浸けて3日塩抜き。
3.食塩水から出して1日陰干し
4.煙あて(6時間程度)
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