見出し画像

Weekly FE名古屋2021-22 #10

今週のTopics

① お互いに手負いの東西首位決戦はFE名古屋の完勝
② イベント開催制限緩和!みんなでホームを盛り上げよう
③ 練習生の川島聖那ってどんな選手?

お互いに手負いの東西首位決戦はFE名古屋の完勝

 今節は西地区1位の香川ファイブアローズとの首位決戦でした。
 FE名古屋はエヴァンス ルークが日本代表合宿から帰ってきたものの、前節の佐賀戦Game2で負傷したらしき笹山貴哉に加えて、そのバックアップを務めると見られた宮崎恭行もコンディション不良で帯同なし。一方の香川ファイブアローズは前節に引き続きインサイドの柱であるアンガス・ブラントが欠場と、お互いに苦しいロスターでの戦いとなりました。
 しかしフタを開けてみると、結果はGame1,2ともFE名古屋の完勝。両日とも第3Q半ばには大差をつけて試合をほぼ決定付けてしまうような試合展開で、本職のPGが石川海斗だけという状況でしたが、長時間のプレーを強いることもありませんでした。

(写真提供:ばんばんさん(@banno_sports))

 やはり一番大きかったのはエヴァンス ルークの帰還でしょう。それも、代表合宿で離脱する前よりも確実にレベルアップして帰ってきてくれました。インサイドではこれまで以上にタフなディフェンスを見せながらも無駄なファウルはしないようにしっかりコントロールしていましたし、オフェンス面でもフリースローや3Pも含めてシュートに安定感がありました。元々勤勉な選手ではありましたが、代表活動を経て1つ1つのプレーに対する集中力がさらに高まった印象です。
 また、今節は両日とも流れの中で3Pを放って成功させています。前回の記事では「FE名古屋では今はまだルークの3Pが必要とされていない」と書きましたが、もちろんフリーにされるなら積極的に狙って構わないと思います。そこは日本代表でも求められる部分でしょうし、今後はB2プレーオフなどさらに厳しい戦いが待っているので、それまでに信頼できるオプションになるといいですね。

(写真提供:ばんばんさん(@banno_sports))

 また今節は、ルークに限らず他の選手たちもテレンス・ウッドベリーに対してファウルをしないディフェンスを徹底していたのもよかったと思います。体勢の悪いシュートでもそれなりの確率でねじ込んでくるウッドベリーですが、それを無理に止めようとしてファウルからのフリースローで簡単に得点を許してしまうよりは、試合全体を通してとにかく気持ちよくプレーさせないことストレスをかけ続けることをチーム全員で遂行できたのが、この結果に繋がったのではないでしょうか。これはウッドベリー以外の相手にも共通することだと思うので、今後も継続してくれることを期待したいですね。

 あと余談ですが、香川ファイブアローズでは現在、新屋島水族館の公認キャラであるマナやんが香川ファイブアローズの公認キャラになれるかどうかの瀬戸際となっているようです。なんでも、マナやんの力で香川ファイブアローズの藤田社長のツイッターアカウントのフォロワーを1000人まで増やしたら、公認キャラとして認めてもらえるとか。今節も、ハーフタイムに表れて社長と 茶番 アツい舌戦を繰り広げていました。
 なかなかいいキャラしているので、興味のある人も興味のない人もフォローしてあげてくださいね!

 さて、FE名古屋の次の相手は、今節の結果をもって香川ファイブアローズと入れ替わって西地区首位となった西宮ストークスです。FE名古屋としてはまさかの2週続けての東西首位決戦となりますが、引き続き気合いを入れて戦っていきましょう!

会場収容率100%へ!みんなでホームを盛り上げよう

 コロナ禍の影響で、昨季からずっと会場の収容率50%以下で開催されてきたBリーグですが、11月19日に政府から示されたイベント開催制限に基づいて、ついに収容率100%での開催が可能となりました!
 FE名古屋では、1/2(日),1/3(月)の越谷アルファーズ戦で2階自由席が100%使用可能となり(指定席&1階自由席は50%のまま)、1/22(土),1/23(日)の仙台89ers戦から指定席&1階自由席を含む全座席が収容率100%となります。

 収容率50%での開催は座席間のスペースが広く、周りに人がいても試合が見やすい快適な観戦環境だったので、それが元に戻るのは少し残念な気持ちも正直ありますが(笑)、運営の面では収容率50%と収容率100%ではかなりの違いがあるでしょうし、何より満員の会場でみんなの気持ちが一つになったときの盛り上がりは格別です。接戦の第4Qに会場全体で手拍子をしてチームの後押しをするなど、想像するだけで熱くなります。
 もちろん、収容率が100%になったからっていきなりお客さんが増えるわけではないので、チームには集客のためのより一層の努力が求められます。現実的には、新たな変異株の話もあったりとまだまだ予断を許さない状況の中で、収容率100%となることで逆に来場を敬遠する人もいるかもしれませんし、会場を満員にするのはそう簡単なことではないと思いますが、リーグ戦ではいい成績を残していますし、その選手&コーチの頑張りに応えるためにも、ここは運営スタッフに頑張ってほしいところですね。

 大声での応援はまだ禁止ですし、収容率100%となることでまた別の制限も出てくるかもしれませんが、全員でルールを守って、一歩ずつ前に進んでいきましょう!

練習生の川島聖那ってどんな選手?

 厳密には今週のTopicsではないのですが、先日、法政大学4年の川島聖那選手がFE名古屋に練習生として参加することが発表されました。
 不勉強でどんな選手なのか自分もよく知らなかったのですが、この機会に調べてみましたので少し紹介してみようと思います。

ポジション:SG
身長:187cm
体重:87kg
出身校:那珂川中(福岡)→福岡大濠高→法政大

 大学でのスタッツやハイライト映像を見た感じでは、SGとしては恵まれた体格を生かしたドライブが最大の武器といった印象で、それに加えてミドルレンジや3Pのシュート力もありそうです。この辺りのオールラウンドさは、WILL.EXEの一員として3x3にも挑戦している成果でしょうか。FE名古屋でいうと、野﨑零也に近いタイプかもしれません。なお、3x3ではU18やU23の日本代表にも選出された経歴を持っています。
 未知数なのは、スタッツやハイライトには表れにくいディフェンスと、大学バスケではほぼ見かけない210cm級のビッグマンを相手にしたときのスキルといったところです。
 FE名古屋との縁で言うと、昨季の特別指定選手である土屋大輝と同じ福岡大濠高校の1年先輩であり、3x3でも同じチームでプレーしています。また、法政大学というと、Bリーグ1年目にキャプテンを務めた神津祥平の後輩になりますね。

 練習生なので今は試合に出場することはありませんが、今季のFE名古屋は選手登録の枠を余らせていますし、コンディション不良で欠場する選手も出ているので、今後正式契約となる可能性もゼロではないと思います。
 今現在、大学バスケ界ではインカレが開催されており、FE名古屋含めBリーグの各チームは特別指定選手として契約する選手をリクルートしているところだと思いますが、他に狙っていた選手にフラれるなどリクルートの結果次第では彼が練習生から特別指定選手に昇格することもあるかもしれませんね。
 以下、法政大学の試合のハイライトや3x3のチーム(WILL.EXE)でのインタビュー動画&試合動画を載せておきますので、お時間のある方はぜひ!

この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートはFE名古屋を中心にBリーグに還元します。回り回って、あなたの推しクラブ還元されるかも…?